「彼のプレーは完璧。最大の脅威だった」埼スタで取材していた中国人記者が脱帽した日本代表戦士は? 「初戦で日本と対戦するのは非常に厳しい…」
「日本に完全にコントロールされた」
[北中米W杯アジア最終予選]日本 7-0 中国/9月5日/埼玉スタジアム2002 日本代表は北中米ワールドカップのアジア最終予選・第1節で、中国に7-0と圧勝した。 【画像】日本代表の中国戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。5人が最高評価の7点。MOMは3点に関与した20番 両ウイングバックに堂安律と三笘薫を置く攻撃的な3-4-2-1が機能し、相手を圧倒。久保建英のCKから遠藤航がヘッドで奪った先制点を皮切りにゴールラッシュを披露し、最後まで攻撃の手を緩めなかった。 この一戦を、数十人の中国人記者も取材していた。ある男性記者(本人の希望で名前とメディア名は伏せさせていだだく)に試合の印象を訊くと、「日本にとっては非常に良い結果だ。(6月シリーズで)3バックにフォーメーションを変更した後、5-0で2勝していたと思うが、また素晴らしい結果となった」と切り出し、こう続けた。 「中国代表は3~4週間のトレーニングをして準備をしてきたが、今日の試合は日本に完全にコントロールされた。初戦で日本と対戦するのは非常に厳しい。クラブではセンターバックでプレーしている選手を守備的ミッドフィルダーとして起用したりしていたけどね」 同記者は「最も脅威になっていたのは7番のミトマ、そしてクボだ。彼(久保)のプレーは完璧だった。まず、コーナーキックからの最初のゴールは、あのキックが決め手となった。2点目もクボが引き付けて、チームメイトにスペースを与えていた」と続けた。 躍動した20番のプレーに脱帽の様子だった。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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