なぜオワコン維新を大阪人は愛すのか…在阪ネット論客が語る3つの理由「みな自分の生活で頭いっぱい」ホームレス広場が綺麗な公園に
大阪在住ネット論客の驚き「ウメキタの貨物倉庫がまさかこんな素敵空間に生まれ変わるとは…!」
今年からお披露目となったウメキタ開発の目玉のグラングリーン大阪をみればよくわかる。グラングリーンは高層ビルで囲まれた大阪市内の一等地に緑の芝生と噴水を設置し無料で開放するというオリジナリティあふれるまちづくりを体現した施設となった。 筆者も開業時に行ってみたが、昼間は子供連れの家族で賑わい、ベビーカー置き場が満杯になるレベルの盛況ぶりであった。夜になるとカップルなどが集まり芝生で憩いの時間を過ごしていた。ウメキタの貨物倉庫がまさかこんな素敵空間に生まれ変わるとは、20年前の痰壺と呼ばれていた大阪で過ごしていた市民は誰一人予想できなかっただろう。 このグラングリーンを筆頭に、維新の都市開発は常に開放と憩いの場の提供を意識されている。ホームレスが青空カラオケを開き、子供連れは近寄りがたい雰囲気を醸し出していた天王寺公園は、今や天芝エリアとして若者や家族連れで賑わう人気エリアに生まれ変わった。フットサルコートやアスレチック施設、天王寺動物園で遊んだ後に一息つける芝生エリアは、天王寺一帯のイメージアップに大きく寄与している。
維新は大阪府民にまちが発展している実感を与えている
またミナミのなんば広場も忘れてはならない。以前は道路が食い込んで歩行者にはやや不便だったエリアが美しい石造りの広場となった。観光客が多く訪れるミナミエリアでは、御堂筋の歩道拡張工事も着々と進んでおり、歩行者優先のまちづくりが日々進められている。 まちづくりを大切にする維新の姿勢はかつての橋下政権下からの伝統であり、橋下時代は大阪地下鉄のトイレを全て新しく綺麗に作り替えるなどを行っていた。多くの人々が利用し、目にする場所を新しくすることで、大阪のまちが発展している実感を人々に与えているのである。 大阪維新が郊外の草むらの公園を放置していると言われることがあるが、若者や現役世帯が消え、ゲートボール以外の球技が禁止された郊外の公園に一体何の価値があるのであろうか?それよりも、若者や家族連れが多く訪れる市内のまち並みや、現役世帯が日々利用する駅を綺麗で便利でくつろげる場所にすることのほうが、大阪の未来への投資となるだろう。 これらのまちづくりが大阪に活力を与え、東京首都圏を除く都市群で数少ない、人口増加を成し遂げている要因となっているのは間違いないだろう。これらの政策が人々に支持されているからこそ、維新は大阪の選挙区で全勝という結果を出すことができたのである。 全国的にはやや勢いに陰りの見える維新であるが、大阪での人気はまだまだゆるぎないものであることは間違いないだろう。
ポンデベッキオ
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