“8850万ポンドの男”の将来は深刻!? チェルシーがオリーセ獲得ならムドリクに出番なし
公式戦7ゴール2アシストは寂しい
来季はエンツォ・マレスカ体制で新たなスタートを切ることになったチェルシー。すでにフラムからトシン・アダラビオヨを獲得し、次なるターゲットであるクリスタル・パレスFWマイケル・オリーセの獲得に近づいているといわれている。 しかし、左サイドを主戦場とするオリーセを獲得する場合、ポジションの被るウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの立場が危うくなってしまう。英『Football Insider』は、ムドリクの将来が深刻な疑問にさらされてしまうと報じた。 ムドリクは23-24シーズンもリーグ戦31試合に出場、18試合に先発したが、5ゴール2アシストと結果がふるっていない。FAカップ、リーグカップを合わせても7ゴールであり、8850万ポンドともいわれる移籍金に見合った結果を出しているとは到底言い難い。 しかしマレスカ体制で誰が起用され、誰を重視するのかはまったく未知数である。英『football.london』は、彼の熟しきらない才能を引き出す方法はあるはずで、少なくともマレスカが彼をどう使うのか見てみるべきだと主張している。 チェルシーには数名の選手の退団の噂はあるものの、23-24シーズンのPSR(収益性と持続可能性に関する規則)の期限までに選手を売却する必要性に迫られているわけでないと同メディアは報じており、新監督の意向次第ではブルーズに残って引き続き開花を待つというシナリオもありそうだ。 とはいえオリーセが到着すればライバルが増えることには変わりなく、ムドリクにとって来季は正念場となるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部