シナ・カリミアン

　2024年12月31日（火）にさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN DECADE」雷神番外地の追加対戦カードが発表され、安保瑠輝也（29＝MFL team CLUB es）の対戦相手に元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン（イラン/SINA ARMY）が決定した。 【映像】安保のパネルをカリミアンが衝撃破壊 会見の様子 　安保は先日の会見で朝倉未来から「雷神番外地」参戦の公開オファーを受けており、即答で快諾。かつて自身もメンバーだった平本蓮率いるBLACK ROSE軍に対して「こんなの格闘技界に引っ張ってきたらみんなのためによくない」などと話して朝倉軍の大将として戦う決意を語っていた。 　安保は今回、ライアン・ガルシアと対戦予定だったが、ライアン・ガルシアが練習中に右手首を負傷したことでドクターストップ。試合は延期となっていた。 　また安保の対戦相手として決定したシナ・カリミアンはK-1の暴れん坊。10月5日（土）エディオンアリーナ大阪で開催された『K-1 WORLD GP 2024』では「K-1 WORLD GP 2024無差別級アジア予選」で対戦したクラウディオ・イストラテ（ルーマニア）との一戦がノーコンテストに。さらに12月に代々木第一体育館で開催された「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO～FINAL～」で木村太地と対戦するも、カリミアンのローブローによりドクターストップ。直近2試合続けて「勝敗ナシ」という結果に終わっており、リング内外での振る舞いによっても何かと話題を呼んでいる。 　なお会見で榊原CEOは「プロモーターとしてはすごく面白い選手」と話し、安保に“ライアン・ガルシアの真逆にいるような選手”として伝えたところ、安保は「面白そう。これなら大みそかにやる価値があるし、大暴れします」と応じたそうだ。続けて榊原CEOは安全運転じゃなくて、常に攻めていく姿を見せたい安保瑠輝也の「琴線に触れる相手が見つかった」と手ごたえも口にした。 　契約体重は100kg。ルールはRIZIN STANDING BOUT特別ルール2分5ラウンド判定決着あり。ボクシングの打撃ベースとなる。会見でカリミアンは身長差20センチの安保の等身大パネルを派手に粉砕。鼻息荒く対戦への決意を表明した。