伝説のキャバ嬢から年商35億円経営者へ。愛沢えみり「女性が活躍し続けられる社会を目指したい」
娘との時間を大事にしながら、事業も動画配信も続けていきたい
水野:最後に、今後の展望を聞かせてください。 愛沢:大きく分けて2つあります。1つは、自分の事業拡大に伴い、「私がいなくてもより組織が運営できるよう環境を整備する」ことです。それには、「利益率が悪い事業を見直す」ことも必要だと思います。トップとしてそうした決断も速くしていきたいですね。 もう1つは、「女性が活躍し続けられるような社会を目指して、制度を整えていく」ことです。まずは当社の中で「評価制度」の整備などを進めていく予定です。ハードルは高いですが、そうやってひとつでも女性が働きやすい企業が増えていけば、本当の意味で女性が活躍する社会になると信じています。 今後も模索は続きますが、新たな愛沢えみりのステージを楽しみにいただけたら幸いです。 水野:ありがとうございました! 【インタビューを終えて(水野)】 今回、初めてお会いしたが、吸い込まれるような大きな瞳とスタイルの良さ、人当たりの良さにすっかり魅了されてしまった。伝説のキャバクラ嬢、若者のカリスマとして一世を風靡した愛沢えみりさんもついにママに。“えみり伝説”第2章も期待しています。 【プロフィール】 愛沢えみり 1988年生まれ。雑誌『小悪魔ageha』の専属モデルとして一躍有名に。その後、全国のキャバ嬢がもっとも憧れる新世代歌舞伎町NO.1として人気を博す。2013年、自身のECファッションブランド「Emiria Wiz」を立ち上げ、2015年には新宿に直営店を出店。月間売上2億5000万円を超え、話題となる。2019年にキャバクラ嬢を引退した後は、美容クリニック「Venus Beauty Clinic」や飲食店、アイドルのプロデュース、化粧品ブランド「norm+」の立ち上げなど事業の多角化を行うほか、モデル、インフルエンサーとして活躍中。SNSの総フォロワー数は約180万人。 <取材・文・構成/水野俊哉・高橋真以・掛端 玲 撮影/星 亘> 【水野俊哉】 1973年生まれ。作家。実業家。投資家。サンライズパブリッシング株式会社プロデューサー。経営者を成功に導く「成功請負人」。富裕層のコンサルタントも行う。著書も多数。『幸福の商社、不幸のデパート』『「成功」のトリセツ』『富豪作家 貧乏作家 ビジネス書作家にお金が集まる仕組み』などがある。
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