トイレに手洗い器を設置、洗面所を離した間取りにして後悔。毎日がストレスの連続に
手洗い器の水跳ねが大きなストレスになる
狭い場所に小さな手洗い器を設置したことで、ほかにもデメリットが。手洗いをすると床だけでなく、すぐ近くにある壁やドアまで水が跳ねてぬれてしまいます。とくに子どもが使うと、手洗い器が高くて洗いにくいため、余計に水が飛び散るので大変です。 おそらく、手洗いつきの便器を採用していたとしても、結果は同じでしょう。背の低い子どもが手を洗いにくいことには変わりがないので。 じつは2階のトイレはタンクありのタイプを採用しています。このタイプだと手洗いが奥にあるので、子どもが使うと便器の後ろ側までぬれてしまい、ふくのが大変です。 タオルを手洗い器の下にある取っ手にかけているのですが(写真)、子どもはここで手をふくときにも床に水が落ちます。だから、床はいつもびしょびしょの状態に。
狭いトイレでの手洗い器は掃除が面倒だった
当たり前のことですが、手洗い器と洗面台で分けたことで、掃除する場所が増えました。それだけでなく、トイレが狭いので、手洗い器を掃除するときは、手元が動かしづらく面倒です。 手洗い器が小さいと、掃除のときにも水跳ねに注意が必要です。とくに洗剤を使っているときはアワが周囲に飛ばないよう、さらに気をつけて掃除をしています。 最近まで気づきませんでしたが、手洗い器の下には隙間があります。この場所に入り込んだホコリや水の掃除もひと苦労です。 この手洗い器の下には、収納スペースがあります。隙間に入り込んだホコリや水の掃除は、ここの下側にある板をはずして行っています。トイレの中にいた虫が、この隙間に入り込んでいたことも! 小さな手洗い器には予算を抑えたり、トイレを広く使えたりとメリットはあります。しかし、水跳ねによる掃除の手間や、その掃除自体がしづらいといったデメリットも。わが家のケースに至っては、石けんを求めて洗面所まで手を洗いに行く手間まで増えました。 トイレの設備にこだわるだけでなく、トイレ周囲の間取りもしっかり考えておけばよかったと反省しています。
空野しずく