バルセロナがテア・シュテーゲンの代役の獲得を決断か?西紙はフリーのナバスが興味と報道
バルセロナは、長期の戦線離脱を強いられたドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの代役を獲得する方針のようだ。 バルセロナは22日にラ・リーガ第6節でビジャレアルと対戦し、5-1の大勝を収めたが、キャプテンで正守護神のテア・シュテーゲンが前半終了間際に負傷交代すると、クラブは23日に右ヒザ膝蓋腱の完全断裂のため手術を行うと発表した。 この緊急事態を受け、ハンジ・フリック監督とスポーツ・ディレクターを務めるデコ氏は23日に話し合いを実施。その席で今シーズン中の復帰が絶望的となったテア・シュテーゲンの代役を獲得することが最善の策であるとの結論に達したという。 そんな中、スペイン『ムンド・デポルティボ』によれば、かつてパリ・サンジェルマン(PSG)やレアル・マドリーで活躍した元コスタリカ代表GKケイロル・ナバス(37)が、テア・シュテーゲンの代役に興味を示しているという。 2019年9月にレアル・マドリーからPSGに加入して、通算113試合の出場数を誇るナバス。2023年1月にノッティンガム・フォレスト行きを決断した2022-23シーズンを含め、直近2シーズンはジャンルイジ・ドンナルンマの完全なるバックアップに回り、昨シーズンも公式戦5試合の出番にとどまると、シーズン終了後に契約満了で退団していた。 現在まで無所属の状態が続いているナバスは、より多くの出場機会を求めており、給与の面でもバルセロナとの契約に問題はないとのこと。また、バルセロナとの関係が深いジョルジュ・メンデス氏が代理人を務めることも獲得に有利に働くと思われる。 バルセロナの生命線となる足元の技術や1対1での対応力については評価が分かれるナバスだが、欧州での経験値やシュートストップに関して、彼に匹敵する代役候補はほとんどいないだろう。 ひとまずはスペイン人GKイニャキ・ペーニャに頼るバルセロナだが、緊急補強で誰を獲得するか決断に注目が集まっている。
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