ゴルフ、飛ばないボールを導入 28年から競技適用
【ニューヨーク共同】ゴルフの全英オープン選手権などを主催するR&Aと全米ゴルフ協会は6日、飛距離抑制のためボールの新しい試験基準を2028年から導入すると発表した。プロのトップレベルでは男子が約15ヤード、女子は5~7ヤードほど飛ばなくなるという。 一般ゴルファーにとっては影響は5ヤード以内に済む見通しで30年1月まで現行基準のボールを使える予定。近年はプロ選手の飛距離が伸びており、コースの全長変更などを迫られることが増えている。飛ばないボールの採用は競技の持続可能性に与える影響を、最小限に抑えることを目的としているという。欧米の男子選手の間では賛否が分かれている。