【西武】来季巻き返しへいきなり〝カレンダー問題〟勃発 身内から「これは恥ずかしい」の声
今季の西武は49勝91敗3分けで歴史的な最下位に沈んだ。西口文也監督(52)を中心とする新体制となって再建を目指す矢先、2025年のカレンダーがチーム内部で物議をかもしている。 このカレンダーは壁掛け用が1800円(税込み)で球団オンラインストアでも販売されているが、チーム内で「これは恥ずかしいし、そもそもこの一覧表は必要ですか?」と論じられている。それが最終ページに掲載されている「スタッフ欄」だ。 そこには上段左側から松井稼頭央前監督、渡辺久信前GM兼監督代行、平石洋介前ヘッドコーチ、嶋重信前打撃コーチ、高山久前打撃コーチといった退団、配置転換された首脳陣が…。選手もジェフリー・ヤン投手、フランチー・コルデロ外野手、ヘスス・アギラー内野手など、すでに退団や引退、戦力外となっているナインの顔写真が一覧となって掲載されている。 ページの右下には小さな文字で「※2024年9月30日現在」の表記があるが、そもそもチーム関係者が指摘したように、陣容が必ず変わる前年のスタッフ一覧は必要なのか。また、5月26日時点で休養に入った松井前監督の進退は9月30日の時点で予測できなかったのかという疑問が残らなくもない。 このカレンダーはファン向けに販売されており、スポンサーや関係各位にも球団から配られる。いなくなってしまった人の思い返し、悪夢の2024年を胸に刻めという使用法なのだろうか…。
東スポWEB