JA全農米穀部の手軽すぎるお米の「バズりレシピ」を作ってみた。香りを立てるため醤油は焼く!?【書評】
お米は、ごちそう。米は、日本でほぼ唯一の自給率100%の農作物です。最近はダイエットの流行としてあまり食べない人も多くなっていますが、デンプンを多く含み、すぐパワーになることも特徴、腹持ちも良く、タンパク質源としても優秀だそうです。
『JA全農が炊いた!日本一うまいお米の食べ方大全』(JA全農米穀部/主婦の友社)は「ノーライス、ノーライフ」をキャッチコピーにX(旧Twitter)で発信していたJA全農米穀部による“バズりレシピ”をまとめた本。簡単で、とってもおいしそうなレシピがたくさん。早速、お米大好き食いしん坊の私が食べてみました。
のっけるだけ・混ぜるだけのメニューもたくさん
ごはんの良いところのひとつに、一品でも栄養価が高く、食事の満足感を得やすい点が挙げられると思います。1章では「白ごはんは最強!のっけ&かけごはん」をテーマに、基本の卵かけごはん(通称TKG)や、冷たい豆腐と混ぜるだけなど、簡単な「のっけるだけ」「かけるだけ」のごはんレシピが紹介されています。朝ごはんにお米を食べたいけれども、おかずを作るのが面倒くさいと思っていた私。こんなにバリエーションがあるんだと驚きました! 何ならレンジやコンロも使わないで済むようなレシピもあります。 試し読みで見た時から気になっていた。「香ばし焦がしじょうゆののりおかかTKG」に挑戦しました! 材料 あたたかいごはん……茶わん1杯分 卵……1個 削り節……1g 焼きのり(全形)……1/4枚 しょうゆ……小さじ1
まずしょうゆをフライパンで焦がします。水分が飛んだら、小さじ1の水を加えてのばせばOK! さらにごはんに削り節、ちぎった海苔、卵の順にのせ、最後に焦がしじょうゆをかけて完成です! 本当に香ばしくて、香りもごちそう。食欲が湧きます。実は私は卵かけごはんはびちょびちょになるまでしょうゆをかけないと気が済まないたちだったんですが、塩分がちょっと気になっていたんですね。これなら、削り節や焼きのりの芳醇な風味が卵の奥行きを増してくれ、しょうゆ少なめでも味わい豊か。飽きずにペロリと食べられました。 ちなみにこの焦がしじょうゆは炒め物の味付けにも使ってみましたが、大変おいしくできたので、ぜひ試してほしいです。フライパンの焦げにはご注意を!