【MLB】新人右腕の好投でカージナルス快勝 古巣復帰のファムが連日の活躍 ヌートバーは1打数ノーヒット
【レンジャーズ1-10カージナルス】@ブッシュ・スタジアム
日本時間8月1日、カージナルスは本拠地ブッシュ・スタジアムでのレンジャーズ3連戦の最終戦を迎え、10対1で快勝。昨季王者との3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、貯金を4とした。カージナルス先発のマイケル・マグリービーはメジャー初登板初先発のマウンドで7回99球を投げて被安打5、奪三振3、与四球1、失点1という好投を見せ、記念すべきメジャー初勝利をマーク。レンジャーズ先発のアンドリュー・ヒーニーは5回途中6安打6失点で11敗目(4勝)を喫した。 【動画】カージナルスのトミー・ファムが2点タイムリー二塁打を放つ(MLB.comより) メジャーデビュー戦のマグリービーを早めに援護したいカージナルス打線は、2回裏一死からの3連打で先制。相手の野選やマイケル・シアーニのスクイズ成功もあり、マグリービーに3点の援護をプレゼントした。5回裏にはアレック・バーレソンの2点タイムリーでヒーニーをノックアウトし、トミー・ファムにも2点タイムリー二塁打が飛び出すなど、8対0と一方的な展開に。6回表にマーカス・セミエンのタイムリーで1点を返されたが、7回裏にシアーニのタイムリー内野安打などでダメ押しの2点を奪い、10対1で勝利した。 2021年ドラフト1巡目(全体18位)指名で入団した24歳のマグリービーは、デビュー戦のマウンドで7回5安打1失点の好投を披露。打線の援護にも恵まれ、初勝利を手にした。また、前日の古巣復帰戦で代打グランドスラムを放ったファムは、今日も4打数3安打2打点の活躍。36歳のベテランの躍動がチームに勢いをもたらしている。なお、カージナルスのラーズ・ヌートバーは7回表の守備から出場。8回裏の打席でセンターライナーに倒れ、1打数ノーヒットだった。