【MLB】Dバックスがナショナルズ3連戦をスイープ 7月は17勝8敗の快進撃も抑えのシーウォルドに不安
【ナショナルズ4-5ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド
日本時間8月1日、ダイヤモンドバックスは本拠地チェイス・フィールドでのナショナルズ3連戦の最終戦を迎え、終盤に追い上げられたものの、5対4で逃げ切り。3連戦をスイープし、7月の25試合を17勝8敗の好成績で終えた。ダイヤモンドバックス先発のザック・ギャレンが6回6安打1失点の好投で9勝目(5敗)をマークし、5番手のライアン・トンプソンは今季初セーブを記録。ナショナルズ先発のマッケンジー・ゴアは6回途中8安打3失点で9敗目(6勝)を喫した。 【動画】ダイヤモンドバックスが6回裏に一挙4点を勝ち越し(MLB.comより) 3回裏二死3塁からゴアの暴投で1点を先制したダイヤモンドバックスは、直後の4回表にハロルド・ラミレスのタイムリー二塁打で同点に追いつかれたものの、6回裏に打線が爆発。無死2・3塁からペイビン・スミスの内野ゴロの間に勝ち越しに成功すると、ヘラルド・ペルドモ、コービン・キャロル、ホセ・ヘレーラと3連続タイムリーが飛び出し、5対1とリードした。8回表にルイス・ガルシアJr.のタイムリーで1点を返され、9回表には守護神ポール・シーウォルドの乱調で1点差に迫られたが、最後はトンプソンがピンチをしのいで逃げ切り。ナショナルズ3連戦を見事にスイープした。 5月末の時点で7つの借金を抱えていたものの、6月に16勝11敗、7月は17勝8敗と徐々に調子を上げている昨季のリーグ王者・ダイヤモンドバックス。今後はエデュアルド・ロドリゲスとメリル・ケリーの復帰も控えており、さらに加速していく可能性もあるが、心配なのはクローザーのシーウォルドの状態だ。5月に戦列復帰し、6月末の時点で防御率0.54をマークしていたが、7月は12登板で防御率10.80と大不振。今日の試合でも1安打3四球の乱調ぶりで、試合の最後を締めくくることができなかった。トーリ・ロブロ監督は「投球フォームに何か問題が起きているようだ」とコメント。引き続きクローザーを任せるかどうかについては明言しなかった。