北陸 3連休は15日を中心に非常に激しい雨も 台風の間接的影響で
15日(日)の雨 台風13号の間接的な影響
台風13号は、15日(日)は東シナ海へ進むでしょう。北陸地方への直接の影響はありませんが、台風周辺の非常に暖かく湿った空気と、太平洋高気圧の縁を廻る湿った空気が合流して前線付近に流れ込むため、前線の活動が活発となるおそれがあります。 現段階では、上空の高気圧が強いため、発達した雨雲は局所的で、激しい雨や非常に激しい雨も短時間となり、総雨量で多くなることはない見込みですが、最新の情報に注意して下さい。
16日(月・祝) 平地は天気回復傾向 山間部は不安定続く
16日(月・祝)は、前線が次第に本州付近で弱まる傾向です。平地では朝まで雨が降りますが、日中以降は次第に天気が回復するでしょう。ただ、山沿いや山間部では午後は大気の状態が不安定となり、にわか雨や雷雨がありそうです。
17日(火)は中秋の名月 西部を中心に見られそう
3連休の翌日17日(火)の夜は「中秋の名月」となります。17日(火)は、弱い気圧の谷となりますが、夜は次第に大陸の高気圧に覆われてくる見込みです。 北陸地方では、富山県以西では平地を中心に晴れ間が広がり、中秋の名月を見ることが出来そうです。新潟では下越を中心に雨の降る所がありますが、長続きするものではなく、中・上越の平地では晴れ間の広がる時間もありそうです。このため、雲の切れ間から一時的に名月が見られる可能性があります。
日本気象協会 北陸支店 和田 玲央奈