「状況が一変する可能性」代表から退く決断を下したグリーズマン。母国の英雄が指揮官に就任した際は撤回? 「復帰の選択肢」
フランス代表からの引退を発表したアトレティコ・マドリードのFWアントワーヌ・グリーズマンが、ジネディーヌ・ジダン氏がレ・ブルーの指揮官に就任した際は、代表に復帰する可能性があるという。スペインメディア『GOL DIGITAL』が、現地時間9日に報じている。 【一覧表】サッカー最新FIFAランキング1位~100位 33歳のグリーズマンは、2014年3月5日に行われたオランダ戦で代表デビュー。それからは代表に定着し、国際Aマッチ通算137試合に出場し44ゴールと38アシストを記録した。また、自国開催のEURO2016では大会MVPと得点王を獲得すると、優勝したFIFAワールドカップロシア2018でも全7試合にスタメンでピッチに立ち、見事な活躍を見せた。約10年間フランス代表の攻撃陣を牽引したアタッカーは、9月30日に自身の公式Xで代表引退を発表していた。 同メディアは「最近、彼がフランス代表に復帰する可能性があることが報じられたが、それは新しい監督が誰になるかにかかっている」と記した上で「(代表引退の決断は)ディディエ・デシャン監督との関係が影響しており、フランス代表での出場機会が減ってしまったことが要因だ。この状況は、今夏のUEFAユーロ2024(EURO2024)でも見られ、彼は他の選手の影に隠れる存在となってしまった」と代表引退の理由について見解を示した。 続けて「グリーズマンの状況が一変する可能性がある。デシャンの去就についてはまだ決まっていないが、彼の退任に関する噂がグリーズマンに復帰のチャンスを与える。後任として有力視されているのはジネディーヌ・ジダンであり、これがグリーズマンにとって有利に働くかもしれない。彼には復帰の選択肢が残されている」とかつて代表引退発表後にレ・ブルーに戻ってきた英雄のように、グリーズマン復帰の見込みについて伝えている。
フットボールチャンネル編集部