美食家が厳選。2024年を代表する、本当においしい地方のベストレストラン10店
ヴェンティノーヴェ
住所: 群馬県利根郡川場村谷地2593-1 土田酒造敷地
「カエンネ」(長野)
八ヶ岳山麓、蓼科高原に位置するイタリアン。オーナーシェフの臼井憲幸氏は、イタリアではレストランのほか、生ハム工房でも修業。近隣に設立した工房で作る生ハムがスペシャリテだ。ほか、摘みたてのハーブが香る薪火焼きの料理や手打ちパスタでゲストをもてなす。
カエンネ
住所: 長野県茅野市豊平字東嶽10222-25 TEL: 050-3159-5561
「馳走 西健一」(静岡)
オーナーシェフ、西健一氏は「サスエ前田魚店」の魚の質に衝撃を受け、その鮮度を生かしたフレンチを作るべく、2022年に広島県から静岡県焼津市に移住し、店を開いた。もともとスペシャリテであった「鮮魚のパイ包み」も含め、さらに料理を進化させている。
馳走西健一
住所: 静岡県焼津市西小川4-8-9 TEL: 050-5589-3582
「割烹 新多久」(新潟)
1867年創業。5代目、山貝真介氏が先に家に戻り、弟の亮太氏は2006年に「新多久」が全焼したのを機に合流。以来、兄弟で店を盛り立てている。村上市の名産である鮭はもちろん、魚介や肉、野菜、米、酒など、村上市産の食材を多く用いている。
割烹 新多久
住所: 新潟県村上市小町3-38 TEL: 0254-53-2107
「海老亭別館」(富山)
1911年に創業した料亭の4代目主人、村健太郎氏は徳島の日本料理「青柳」で修業後、2018年に店を閉め、東京の日本料理店数店で研修、2022年10月に移転リニューアル。富山を中心とする食材を使った料理に、ワインを合わせて提供する。
海老亭別館
住所: 富山県富山市安野屋町2-4-10 TEL: 076-432-3181
「一本杉 川嶋」(石川)
元日に起きた令和6年能登半島地震で被災。登録有形文化財にもなっている築93年の旧万年筆店を利用した店舗も使えず、現在は休業中である。大将、川嶋亨氏は被災後、炊き出しを行ってきたが、現在は店の再開に向けて日々、奮闘している。
一本杉 川嶋
住所: 石川県七尾市一本杉町32-1
「松阪 私房菜 きた川」(三重)
松阪市郊外の古民家で、1日1組限定で“お腹にやさしい中国料理”を提供している。オーナーシェフの北川佳寛氏は、伊勢海老や松阪牛をはじめとする地元食材を用いながら、仕込みから仕上げまで、すべて1人で行う。現在、1年先まで予約で席が埋まる人気店である。