ディ・ジャンアントニオ、第18戦タイGP後に左肩の手術決断。マレーシアGPとバレンシアGPの終盤2戦は欠場/MotoGP
10月17日、プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチームは、ファビオ・ディ・ジャンアントニオが2024年MotoGP第18戦タイGP後に左肩の手術を受けるため、第19戦マレーシアGPと第20戦バレンシアGPの終盤2戦を欠場すると発表した。 【写真】ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)/2024MotoGP ディ・ジャンアントニオは、8月16日に開催された第11戦オーストリアGPの初日プラクティスでクラッシュを喫し、左肩を脱臼。同大会の2日目以降を欠場していた。 今回の左肩の手術はそれ以降に肩の調子が良くないから行うことに決め、2025年シーズンの開幕に万全の体調で臨むためとチームは明かしている。10月25~26日に行われる第18戦タイGPの後、イタリア・ローマで手術を受け、以降はリハビリに専念する模様だ。 リハビリ期間は未定としており、第19戦マレーシアGPと2024年シーズン最終戦となる第20戦バレンシアGPを欠場することを併せて発表した。なお、代役ライダーについては言及されていない。 ■ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム) 「バレンシアGPまでレースして、チームとできる限りの最高の形でシーズンを終え、その後に手術、回復、リハビリに必要なすべての時間を費やしたかった。しかし、残念だが、カレンダーはとても厳しく、冬休みはとても短い。そして、体調がピークに達していない状態で2025年シーズンの開幕を迎えるというリスクを冒すことはできない」 「チーム、メディカルスタッフ、カスターニャ教授とともに、タイGPの翌週が肩の手術に踏み切ることができる最大限の限界だと評価したんだ。最終戦まで全力を尽くして、この2024年シーズンに寄せられた大きな信頼に報いることが重要だったから、長い間考えたよ。だけど、この決断は僕の将来にとって本当に重要なものになると確信しているよ」 [オートスポーツweb 2024年10月17日]