石岡一 練習日誌 筋力強化へ「斜め懸垂」 ハードトレ、選手顔真っ赤 /茨城
<第91回センバツ> 石岡一では、練習の効率化を図るため、選手46人を三~四つのグループに分けて打撃や筋力強化などに取り組んでいる。 内野で川井政平監督(44)からノックを受けている選手がいる一方で、別のグループが外野近くにある鉄棒の周りに集合した。腕立て伏せ20回を終えると、選手たちは斜め45度に倒した体を両手で握った鉄棒に腕力だけで引き寄せる「斜め懸垂」を始めた。 20回で1セットを計4回行うハードトレーニング。選手たちは「腕がパンパンだ」「めちゃくちゃキツイ」と顔を真っ赤にしていた。筋力強化を終えると、小走りで荷物の置いてある一塁側ベンチへ。木製バットを手にすると、間髪入れずに素振りを始めていた。【川崎健】