息子2人を「小学校受験」させたお受験ママが語る、後悔しない"塾選び"のポイント
小学校受験を考えるなら、まず最初に気になるのが塾選び。まだ幼い子どもにとっては「初めての塾」になる場合も多いので、親としてどう選べばいいか迷ってしまいますよね。 小学校受験で長男合格、次男不合格…その後にわかった「公立小でよかった3つのこと」 私は、息子2人の小学校受験を経験した2児の母。現在、長男は国立小学校へ、次男はご縁がなく公立小学校へ通っています。実は私も、長男の塾選びのときは大変迷いました。複数の塾へ体験に行ったり、ママ友の噂話を頼りにしたり……。 今回は、私が長男の塾選びで重視したポイントを3つご紹介します。子どもの塾選びに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
小学校受験の塾は、いつから通う?
小学校受験の塾は、年中の秋頃(4~5歳)から通い始める方が多いです。なぜなら、小学校受験の試験本番が、ちょうど1年後、年長の秋頃に行われるから。約1年間、塾に通ってしっかり対策される方がほとんどです。 もちろん、もっと早くから塾に通っている方もいらっしゃいます。特に首都圏などの大都市では、早くから塾に通って席を確保しておかないと、「入塾したいと思ったときには、定員オーバーで入れない」なんてことも……。逆に「年長の試験前に数ヶ月だけ通った」「塾には通わなかった」という声も、一定数あります。 わが家の場合は、長男・次男ともに年中の夏期講習から体験で受講し、秋から本格的に通い始めました。決して遅すぎるわけではありませんでしたが、早くから塾に通っているお友達との差は歴然。「みんな、こんなに優秀なんだ」と、少し焦ってしまったのを覚えています。
入塾~試験を終えるまでのスケジュール
年中の秋頃(9月~10月)に入塾後、実際に忙しくなるのは、年長になってからです。 まず、年長の5月~夏頃にかけて、徐々に学校説明会が始まり、実際に学校を見学できる機会が増えていきます。お子さんと一緒に見学できる学校もあるので、気になる学校は積極的に参加して、志望校選びの参考にする方がほとんど。学校説明会で、願書が配布されることもあります。
次に、願書の準備・提出が終わったら、1ヶ月後にはもう試験本番。試験は、私立小学校は9月~11月、国立小学校は11月~12月頃に行われ、合格発表は試験の翌日または翌々日……と、かなりスピーディに進んでいきます。もちろん、地域や学校、受験する年度によってもスケジュールは多少前後しますが、年長の夏頃からバタバタと忙しくなることが多いでしょう。