小学校受験の塾選びで、重要な3つのポイントとは？

①志望校の情報にくわしいか 小学校受験の塾選びで、私が一番に重要視したのは、「志望校にどれだけくわしい塾か」ということでした。情報が少ない私にとっては、塾から得られる情報が全てだったからです。 見極める方法は、「志望校合格者の実績の多さ」「志望校特化の授業・模擬試験があるか」など。ホームページを見たり、実際に塾に行ってみると、大きく宣伝されているのでわかりやすいです。大手の塾なら、各教室によって特化している小学校が違うので、よく調べてみてください。

②先生の対応が、子どもの性格に合うか 次に見たのは、「先生の対応が、子どもの性格に合っているか」です。例えば、子どもが間違えたときやふざけたときに、「やさしく諭すのか」それとも「厳しめに指導するのか」など、子どもの性格によってどう対応したほうが効果的なのか、違ってきますよね。 わが家の場合、引っ込み思案な長男の性格を考えると、塾で厳しく指導されることで、萎縮して縮こまったり、泣いてしまいそうだと感じました。そのため、やさしく諭してくれる塾を選びました。子どもの気持ちをうまく乗せてくれる先生ばかりだったので、楽しく勉強を続けることができて良かったと思っています。 一方、少しやんちゃなお友達は、「厳しく指導してくれないと悪ふざけするから」というママの判断で、厳しめの塾を選んでいました。先生の厳しい指導のおかげか、しっかり合格されています。 先生の対応が「子どもに合うか・合わないか」は、塾への通いやすさはもちろん、合否にも大きく関わってくると思います。実際に入塾しないとわからない部分も多いですが、体験教室やママ友の情報から判断し、よく見極めることが大切です。

③信頼できる塾か 「その塾を、信頼できるかどうか」 塾選びでは、これがいちばん大切なポイントだと思います。塾に通うと、少なくとも総額数十万円以上のお金を支払うことになります。大金を支払っても、後悔しない塾なのか。また、大切な子どもの受験を任せるに値するほど、信頼できる塾なのか。 見極める方法は、先生の話し方・受付の方の対応など、いろいろあります。信頼できると感じるポイントは人それぞれですが、大切なのは「違和感を感じないこと」ではないでしょうか。少しでも、違和感を感じることがあれば、そこからホロホロと、信頼が崩れていくものです。 もちろん、通ってみて初めてわかることも多いでしょう。ですが、小学校受験の第一歩である、大切な塾選び。ママ1人で決めるのではなく、家族全員でよく話し合って選んでみてください。

【Profile】すみれ（@suuuumam0513）

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小5男子、小3年男子の二児の母。自身は中学受験を経験し、私立中高一貫校を経て大学へ。 出産を機に退職し、現在はフリーランスのWebライター、企業のインスタ運用を受託。 著書に「【幼児教室では身につかない】小学校受験 家庭でできる22のこと」（Amazon kindle)