新型コロナ感染の横浜流星が退院 舞台、ドラマ、周囲への思いみずから明かす
新型コロナウイルス感染のため入院していた横浜流星(23)が退院したことが30日、わかった。同日、所属事務所公式サイトや本人のインスタグラムで発表された。昨年から人気が右肩上がりとなっている横浜は出演舞台の中止など周囲への影響も大きく、動向が心配されていた。
宮本武蔵役、期待の舞台が無念の中止に
横浜は「本日無事に退院しました。この度は沢山の方々に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを心よりお詫び致します」と、退院を報告するとともに陳謝。 発表や報道などからこれまでの経緯をまとめると、以下の通り。 7月20日 明治座で8月6日から上演予定だった舞台「巌流島」の稽古を終えた夜、帰宅中に倦怠感をおぼえ発熱が判明。医療機関を受診し抗原検査で陽性の診断を受け、入院。 21日 所属事務所が本人の感染と入院を発表。舞台「巖流島」東京公演の中止が主催の日本テレビおよび明治座から発表。 27日 撮影休止していた8月12日開始予定の連続ドラマ「私たちはどうかしている」(日本テレビ系、水曜・午後10時)に関し、横浜以外の出演者で28日撮影再開予定と同局が発表。 28日 連続ドラマ「私たちはどうかしている」撮影再開。共演者らがSNSを通じ主演の横浜にエールを送る。 29日 舞台「巖流島」名古屋・高松・大阪・福岡公演の中止が企画・製作の日本テレビおよび主催各社から発表。同舞台公式サイトによると「すでに東京公演は中止となっており、今後の各地公演に向けた稽古及び開催準備などが間に合わないため」とのこと。 30日 入院治療を終え、所属事務所と本人が退院を発表。 「巖流島」は横浜が宮本武蔵役、伊藤健太郎が佐々木小次郎役で主演を務める予定だった。令和版の「巖流島」として期待も高い中、中止は苦渋の決断となった。共演者らも検査を受け陰性と結果が出たが、濃厚接触者として8月4日まで自宅待機を要請されている状況という。 また、浜辺美波とともに主演を務める8月12日スタートのドラマ「私たちはどうかしている」は横浜の感染で一時撮影を中断、こちらも共演者らが検査を受けるなどの対応に追われたが、28日から横浜を除き撮影を再開し予定通りのスタートを目指している。