【40代・50代が知っておきたい美容の疑問】顔のマッサージは、顔をたるませるってホント? しないほうがいいの?
「また、スキンケアのとき、化粧水をコットンでつけると肌をこすってしまいがちなので、手で優しくなじませましょう。皮膚が薄い目元に美容液やクリームを塗るときは、力が最も入りにくい薬指を使って塗るのがおすすめです。 目元は、メイクのときも注意が必要で、アイシャドウは肌に色がさっとのるものを選び、チップでこするように塗るのは避け、指を使ってなじませるのがベターです。 とにかく肌は引っ張ったり伸ばしたりと動かすたびに老化していきます。摩擦刺激は極力控えることが、若々しい肌をキープする秘訣です」
【教えてくれたのは】 慶田朋子さん 皮膚科医。銀座ケイスキンクリニック院長。医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本レーザー医学会認定レーザー専門医。2001年、東京女子医科大学皮膚科助手、聖母会聖母病院皮膚科医員、美容クリニック勤務(兼務)。2006年、有楽町西武ケイスキンクリニック開設。2011年、 銀座ケイスキンクリニック開設。最新の照射治療と注入治療を組み合わせ、メスを使わずに肌質を高め、バランスのとれた若々しい顔立ちに変える治療が人気。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)などがある。 写真/Shutterstock イラスト/平松昭子 取材・文/和田美穂