「次の市場で強化」バルセロナ、次のターゲットはEUROで活躍したオランダ代表MFか?「唯一の候補者では…」
ラ・リーガのバルセロナは、PSVアイントホーフェンに所属するオランダ代表MFイェルディ・スハウテンの獲得を検討しているようだ。スペインメディア『MARCA』は現地時間13日に、クラブがなぜ同選手獲得に動くのかその理由と移籍が実現する可能性について報じている。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 記事では、「次の市場で考えられるのは中盤を強化することだ」と前置きし、「バルサは2年間にわたってブスケツの後釜となる選手を探していたが成功していない。昨季は、オリオール・ロメウが加入したが期待通りに機能せず、今シーズンはすでにジローナに復帰している」と、スハウテンの獲得に動く理由について言及。 同選手は今夏開催されたEURO2024で、負傷のため出場できなかったMFフレンキー・デ・ヨングの穴を埋める形で出場し、オランダ代表が準決勝進出する原動力の1人となった。 元オランダ代表のレジェンドであるルート・フリット氏は「スハウテンはブスケッツのようなスタイルで中盤のポジションを埋めている」と絶賛。このような背景もあり、バルセロナも獲得に関心を示しているようだ。 もっとも、スハウテンが「唯一の候補者ではない」とも指摘しており、「アマドゥ・オナナやヨシュア・キミッヒも引き続きSDのデコ氏の視界に入っている」と、他のターゲットについて言及していた。もっともオナナについては今夏にエバートンからアストン・ヴィラに移籍したばかりであり、来夏に獲得するのは現実的ではないとも伝えている。 一方でキミッヒに関しても、所属クラブのバイエルン・ミュンヘンでは中盤よりもSBとしての起用が多くなっていることから、やはりスハウテンがトップターゲットに近いと同メディアは述べていた。
フットボールチャンネル編集部