藤森夕子さん(55)の初告白「30歳でバセドウ病を発症。ずっとホルモンバランスと向き合ってきました」|STORY
50代になって婦人科系疾患が連続
ー藤森夕子さんはC.C.ガールズのメンバーとして健康的なセクシーさで異性同性問わず人気を博した、1990年代を代表するグラビアアイドル。結婚、出産後はアスリートフードマイスター3級など様々な資格も取得し、ブログやSNSで食や健康に関しての情報を発信中ですが、その背景には体調を崩した30代、40代の経験があったとは驚きです。 52、53歳くらいの時には更年期症状が出てきました。手足がしびれたり(*1)、頭痛(*2)があったり。すぐに婦人科へ行き血液検査をして、ホルモン補充療法の一種・シールを貼る処置をすることに。でも私には効果があまり感じられなかったことと、子宮内膜に問題があったのでホルモンを補充することで子宮などへの影響があるかもしれないということですぐにやめてしまいました。 高度異形成についてはその後の経過もよく、安心していたところ、一昨年くらいからなんでもない時にイライラしたり、心拍数が上がったりすることが増えました。甲状腺の問題なのかと思い、診察を受けたら、バセドウ病とは関係ないことがわかり、また婦人科へ。悪性ではないものの、少し子宮内膜に問題があるレアケースだと言われて徹底的に検査することに。今、半年に1回、経過をみるために定期的に婦人科に通っています。 【*1・手足のしびれ】女性ホルモンの分泌が減少することで、分泌による保護を受けられなくなった体が受けるダメージは大きく、自律神経や筋肉量・骨量の減少、皮膚の乾燥などの変化が起こります。手足のしびれも更年期症状のひとつで、血流の調節を行う自律神経が混乱することが原因で起こるとか。 【*2・ 頭痛】比較的見過ごされがちなのが更年期の頭痛。血管の収縮や拡張をコントロールしている自律神経も乱れがちになります。そうして、血管が急に拡張したときに血管周囲の神経を刺激し、片頭痛が悪化するというのが更年期頭痛。ひどい場合は婦人科の更年期外来の受診を。