「大掃除前の今だからこそ捨てておきたい!」キッチン、リビング、洗面所…。整理収納のプロが処分したいモノとコツを場所別に紹介
着なくなった服が押し込まれたクローゼット、本がぎっしり詰まった本棚、使わないお皿だらけの食器棚……。モノで溢れた家にうんざり、という読者も多いのでは。一方、これまでに7000人以上の受講生へアドバイスをしてきた人気整理収納アドバイザー・阿部静子さんは「何があるかわからない時代だからこそ、人生の折り返し地点を過ぎたら片づけたもの勝ち」と断言します。その阿部さんが50代以上に向けて、お手軽片づけ術を伝授。今回のテーマは「大掃除前の片づけ:その2」です。 【写真】片づけ講座受講生のキッチンに潜んでいた収納容器。出るわ出るわ… * * * * * * * ◆大掃除の前に「不要なモノの処分」を 早いもので12月に入りました。すでに年末の大掃除の準備に取り掛かっている方もいらっしゃるかもしれません。 そこで今回も先月に引き続き、今のうちにやっておくと大掃除をラクに進められる「不要なものの処分」について考えてみたいと思います。 なお、先月もお伝えしましたが、予めモノを減らしておくのが、その後に控える片づけをラクにするうえでの最短ルートとなります。 逆にモノがあふれたまま片づけに取り掛かると、モノをあちらからこちらへ移動させただけで、その日が終わってしまいかねません。 11月は玄関とクローゼットをご紹介しましたが、12月はキッチンとリビング、そして洗面所についてご紹介いたします。
◆キッチン編 その1 まずはキッチンをチェック。 コンビニで貰った割り箸やおしぼり類。 引き出しの中に入れたままになっているものがあれば、早速開封して大掃除で使い切りましょう。そして以後はなるべくもらわない。もらったならばすぐ使うように。 それから使い古した箸。 ボロボロのお箸のままで食事をしても気分があがらないはず。もう充分に使い切った!と思う箸なら、「まだ使えるから」などとこだわらず、年末のこのタイミングで処分するのがオススメです。 傷んでいるボウルやざる類。 なかなか買い換えないものではありますが、だからこそ傷んでいるのか定期的に確認し、新しいものに取り換えて、新年を気持ちよく迎えてはいかが? 所有する数を限定しておくことで、料理の時にサッと取り出しやすくなるという利点も。
【関連記事】
- 心理カウンセラーが部屋全体でなく一部分を徹底的に片づけるのをお勧めするワケ。すっきりした!という満足感が次のやる気を生み出す
- 人気スタイリストが教える、毎日同じ服を着続けても飽きない理由。「1セットの服」で自分を好きになる方法とは?【2024年上半期BEST】
- スニーカーは「黒×白ソール」を選ぶべし!6000人以上担当したスタイリストが教える、靴や帽子であか抜ける方法【2023編集部セレクション】
- 何を着ても楽しくない…大草直子が<更年期のおしゃれを楽しむ方法>を徹底解説。「40代に入ったら絶対にすべきなのは…」
- 絶縁した実家へ5年ぶりに行き、ゴミの山で暮らす両親に愕然!父は98歳、87歳母は重度の認知症に。「私がやるしかない」と覚悟を決めて【2023年編集部セレクション】