「勝てるはずがない…」会社で「異例の出世をする人たち」に共通する“意外な特徴”
あの人は異例の出世だよね~
と言われる人がいます。ほぼ年功序列でみんな順当に階段を上っていくのがザ・ジャパンの組織ですが、稀に出世する方が、私の周りでもいます。もちろん、私ではないです(えっ?知ってるって?)。 「それ、やる意味あります?」令和の新人の“鬼強すぎる態度”に、心折れた氷河期サラリーマンが思うこと 結果を出しても管理職試験に落ち、同期にはたっぷり差をつけられ、プロジェクトリーダーにはここ数年何回も選出され、特許や成果もガンガン出していますが…ヒラ同然の立場でくすぶっている私が異例の出世をするハズがない。 まぁ不遇な立場のおかげで、いろいろ考えさせられました。 正直、入社時から注目されている人っています。 例えば、その分野で、初めて起用された女性だったり、会社が欲しかった社員像とカッチリ当てはまり、分かりやすい結果をパッと掴んだ人だったり…ルッキズムも絡み、多くの場合は広告塔としても機能しています。 その真逆にいる自分。2000年代中頃の中途半端な時期に研究職として入社。女性の絶対数はとーっても少なかったけれどもパイオニアではない。とはいえ会社も『女性研究員』に対する配慮や対応に慣れていない。世の中が女性も男性と同じように扱う!働け!という流れにもなっていたため、数々の煽りを受けました。なのに結婚した時には、「あれ?辞めないの?」なんてたーくさんの人に聞かれました。15年以上前のこと。地方都市はまだまだ男尊女卑だったのです。 そんな沢山の『ガッカリ』もありましたが、研究や仕事を通して『働くことの面白さ』もそれなりに甘受してきました。氷河期世代+地方都市ということもあり、女性で会社員を20年近く続けられる人が少ないことも知っています。私も何度も夫の転勤で「来年こそ辞めなくてはいけないか…」と思ったこともありました。でも、なんだかんだラッキーが重なり、切り抜けています。 今の会社に感謝している部分もありますし、自分のしぶとさにも飽きれることもあります。 さて、そんな私ですが、やっぱり『異例の出世』をする人にはモヤモヤするのもです。蚊帳の外にいる風の顔をしていますが(そして実際蚊帳の外)、心中穏やかかと言われるとそうでもない。聞き耳も立ててますし、嫉妬しまくってますよ。 自分がどれだけパフォーマンスを高くしても全然認められないので、ここ3年ほど自分よりも出世をしている同世代±3歳くらいの人達をトコトン観察することにしました。 すると、