ヤマハ「インプレス ドライブスター」ドライバーの“タイプS”と“タイプD”を打ち比べ! どういうゴルファーに合う?【ガチ試打計測・動画あり】
みんなのゴルフダイジェストのYouTubeでは、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太の二人による“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画「みんゴルガチギアトラック」を公開中。今回は、2024年9月20日発売のヤマハ『インプレス ドライブスター 』の2つあるモデルの『タイプS』と『タイプD』を試打。2つのクラブの特性や、球のつかまり具合の違いをチェックした。 動画・ヤマハ『インプレス ドライブスター』シリーズ2本をHS42m/s前後で打ち比べ!【トラックマン4】【GCクワッド】
試打をするヤマハの新『インプレス ドライブスター 』シリーズの最大の特徴は、従来の4軸や6軸を超える、8軸積層カーボンフェース「オクタ アングル カーボン フェース」の採用で、8軸方向に積み重ねた強靭なカーボンフェースでインパクト時のエネルギーロスを抑え、ボール初速を大幅にアップしたという。さらに、カーボン採用で生まれた余剰重量を、ソールの後方、トウ側、ヒール側に配置した「カウンター ウェイトシステム」によって大慣性モーメントを実現、打点ブレへの圧倒的な強さを発揮するという。前作は1モデル展開だったが、今回は 「タイプS」と「タイプD」の2モデルを展開。「タイプS」は今平周吾が「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial」で使用して話題のモデル。「タイプD」は従来のインプレスドライバーのつかまりの良さを踏襲している。
『 INPRES DRIVESTAR TYPE D』と『 INPRES DRIVESTAR TYPE S』を打ち比べ
試打クラブのスペックは『インプレス ドライブスター タイプS』がロフト10.5度、シャフトは純正の「SPEEDER NX for Yamaha M-425D(中調子・フレックスS)」。
『インプレス ドライブスター タイプD』はロフト10.5度。シャフトは純正の「SPEEDER NX for Yamaha TM-425D(先中調子・フレックスS)」
まず、癸生川プロが感じた、『タイプS』と『タイプD』の2つのモデルの構えた時の見た目の特徴の違いから。 「ヘッドの形状は『タイプS』がディープフェース、『タイプD』がシャローフェースです。『D』のほうがフェースアングルが少し被って見えますし、球をつかまえやすい顔に見えます」 ここで、小島プロが癸生川プロに問いかける。 小島 じゃあ、他メーカーのノーマルモデルとタイプ『D』との違いに比べて、この2つのモデルの違いは、『同じくらいの違い』なのか、『それほどの違いはない』のか。どうですか? 癸生川 僕の印象は『それほど違いはない』。形状は違うけど、それで球がつかまり過ぎちゃうとか、そういう印象は少ないと思う。 小島 形状的に個人的な好みでいうと、『S』 と『D』とどっち ? 癸生川 形状的に僕は『S』のほうが好きだけど、でも『D』も嫌いではない。自分は、それくらいこの2つのモデルの見た目の差は少ないと感じます。 癸生川プロが感じた、2つのモデルの見た目にさほどの差を感じないということが、試打後に分かってくる性能面での近似性に繋がることを、小島プロは薄々感じていたようだ。
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