J1リーグ最高額はどこだ! クラブ市場価値ランキング1~10位。トップに立ったのは?【2024年最新版】
2位:ヴィッセル神戸 監督:吉田孝行 2023リーグ戦成績:1位(21勝8分5敗) 総市場価値:1813万ユーロ(約25億3820万円) 最高額選手:武藤嘉紀 ヴィッセル神戸は悲願の初優 勝を成し遂げた2023シーズンから主力を維持しつつ、選手層を厚くした。 チーム最高額は、昨季の優勝に大きく貢献した武藤嘉紀の180万ユーロ(約2億5200万円)だ。22得点7アシストで優勝の原動力となった大迫勇也は、33歳という年齢による下落もあって、90万ユーロ(約1億2600万円)の市場価値だが、リーグ屈指の前線であることに疑いの余地はない。 川崎フロンターレから新加入で、前線の複数ポジションを任せられる宮代大聖も90万ユーロの市場価値だが、こちらはまだ23歳と若い。昨季はやや伸び悩んだ印象があるだけに、神戸でさらに価値を高める可能性もあるだろう。 キャプテンを務める山口蛍も33歳でピーク時の200万ユーロ(約2億8000万円)に比べると市場価値は下がっているものの、90万ユーロは十分に高い評価と言える。齊藤未月がケガで長期離脱中であることもあり、井手口陽介(60万ユーロ=約8400万円)が加わったことも大きなプラスになりそうだ。 総市場価値で首位と大きな差がある神戸だが、昨季の主力が市場価値のピークを過ぎた元日本代表のベテラン勢ということで、戦力としてはもっと高く評価されてもいいかもしれない。近年お馴染みだったビッグネームの補強はなく、堅実にチーム力を高めた印象だ。
1位:浦和レッズ 監督:ペア・マティアス・ヘグモ 2023リーグ戦成績:4位(15勝12分7敗) 総市場価値:2538万ユーロ(約35億5320万円) 最高額選手:サミュエル・グスタフソン、オラ・ソルバッケン 2023シーズンもリーグ最高額だった浦和レッズは、このオフでさらにチームの総市場価値を高め、ダントツの2538万ユーロ(約35億5320万円)となった。 リーグ屈指のセンターバックであるアレクサンダー・ショルツは、220万ユーロ(約3億800万円)の市場価値で、2023シーズンのJリーグ全体の最高市場価値だった。今冬の移籍市場では、それを超える300万ユーロ(約4億2000万円)の市場価値であるサミュエル・グスタフソンとオラ・ソルバッケンが加入している。 そのほかでは、清水エスパルスからの新加入であるチアゴ・サンタナと、昨季途中に加入した中島翔哉が160万ユーロ(約2億2400万円)、主将の酒井宏樹が140万ユーロ(約1億9600万円)など、9選手が100万ユーロ(約1億4000万円)を超えており、選手層も申し分ない。 新戦力は上記の3人のほかにも、FC東京から加入した渡邊凌磨(70万ユーロ=約9800万円)など、実力者を迎えている。 市場価値とチーム力が必ずしも一致するわけではないとしても、優勝を逃すことは許されないほどのメンバーをそろえたと言えそうだ。
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