J1リーグ最高額はどこだ! クラブ市場価値ランキング1~10位。トップに立ったのは?【2024年最新版】
8位:FC町田ゼルビア 監督:黒田剛 2023リーグ戦成績:J2・1位(26勝9分7敗) 総市場価値:1620万ユーロ(約22億6800万円) 最高額選手:ドレシェヴィッチ 2023シーズンのJ2を圧倒的な強さで制したFC町田ゼルビアは、積極補強で戦力の充実を図り、J1で8位となる1620万ユーロ(約22億6800万円)の総市場価値のチームをつくった。 チームの市場価値最高額は、トルコのファティ・カラギュムリュクから加入したドレシェヴィッチで190万ユーロ(約2億6600万円)だ。さらに、市場価値70万ユーロ(約9800万円)の元日本代表・昌子源が鹿島アントラーズから加わり、経験豊富な最終ラインができあがっている。 昨季のJ2で18得点6アシストの活躍を見せたエリキが170万ユーロ(約2億3800万円)でチーム2位。新加入で10番を付けるナ・サンホが110万ユーロ(約1億5400万円)で3番手の市場価値だ。 昨季の守護神であるポープ・ウィリアムは横浜F・マリノスに移籍したが、ガンバ大阪から期限付きで谷晃生(40万ユーロ=約5600万円)が加わり、水戸ホーリーホックからは完全移籍で山口瑠伊(30万ユーロ=約4200万円)も加入し、GKは選手層に厚みが増した。 町田はJ1昇格に伴って大幅なメンバーの入れ替えがあったため、改めて黒田剛監督の手腕が問われることになるだろう。それでも、市場価値の上では十分にJ1で戦えるメンバーをそろえたと言えそうだ。
7位:鹿島アントラーズ 監督:ランコ・ポポヴィッチ 2023リーグ戦成績:5位(14勝10分10敗) 総市場価値:1640万ユーロ(約22億9600万円) 最高額選手:鈴木優磨、チャヴリッチ 2023シーズンの鹿島アントラーズは5年連続無冠という結果に終わり、岩政大樹監督に代えて、ランコ・ポポヴィッチ監督を招へいし、新たなスタートを切る。 チームの市場価値最高額は昨季から鈴木優磨だが、新加入のチャヴリッチが200万ユーロ(約2億8000万円)で並んでおり、どのようなパフォーマンスを見せるかに注目だ。そのほかでは、サイドからの突破力が評価されているギリェルメ・パレジも新加入で、市場価値95万ユーロ(約1億3300万円)となっている。 そのほかでは、抜群のキック精度を武器に好機を演出する樋口雄太が130万ユーロ(約1億8200万円)、柴崎岳と佐野海舟が100万ユーロ(約1億4000万円)の市場価値となっており、センターラインが強力だ。 ディエゴ・ピトゥカの退団などがあった鹿島は、外国人選手が3人でこのランキングのトップ10では最少タイだ。さらに、平均年齢24.7歳は20チーム中2番目に若い。まだ市場価値が付いていない大卒ルーキーの右サイドバック、濃野公人などの若手がシーズン中に価値を高めていくことが、チームの飛躍につながりそうだ。