5月25・26日「Jリーグ勝敗」予想 「降格圏の19位」札幌VS「王者・神戸撃破」鹿島、FC東京VSガンバ大阪「東西バトル」は監督力に注目
今回のtotoは、J1第16節の9試合とJ2第17節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。 ■【画像】『サッカー批評』編集部「5月25・26日のJ1J2」勝敗予想はコチラ↓ 今節は、チームによってはミッドウィークにルヴァンカップを戦うなど、勝敗予想をするにあたり、考慮すべき要素が増えている。そうした中から、今回は「監督力」に、特に注目してみたい。 北海道コンサドーレ札幌は現在19位と、降格圏に沈んでいる。今節ホームに迎えるのは、前節で昨季王者のヴィッセル神戸を破るなどして、3位につける鹿島アントラーズ。難敵と言っていいだろう。 互いに水曜日にルヴァンカップ3回戦を戦い、札幌はPK戦の末に辛勝し、鹿島はFC町田ゼルビアに敗れている。選手の疲労やメンタル面への影響など、ネガティブな要素はともにある。 そうした状況だからこそ、監督力に注目したい。 札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、戦術家として知られる名将だ。サンフレッチェ広島でJリーグ、浦和レッズでリーグカップを制し、予算が潤沢とは言えない札幌をルヴァンカップ決勝へと導いた。 対する鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督も複数のJクラブを率いてきた。だが、これまでのところ、タイトルとは縁がない。 加えて、選手の疲労も考慮したい。ヴァンカップ3回戦で、札幌は遠い長野まで出向いたが、大胆にターンオーバーを施した。一方の鹿島は同じ関東圏の町田での試合ながら、起用した主力選手の数は少なくなかった。 両監督は、ともに旧ユーゴスラビアの出身である。この同胞対決は、経験値で大きく上回る大先輩、ペトロヴィッチ監督が勝利すると考える。勝敗予想の投票率で約69%にも上る、鹿島の勝利予想を覆すことになるだろう。
■クラモフスキー監督「全勝ロード」は続くのか
8位のFC東京は、4位のガンバ大阪をホームに迎える。東西のビッグクラブ同士の激突は、外国籍監督の対戦でもある。 両クラブの通算対戦成績は、FC東京がわずかに勝ち越しているものの、21勝11分19敗とかなりの接戦だ。だが、監督力ではFC東京に大きなアドバンテージがある。 このカードは昨季1勝1敗だったが、FC東京率いるピーター・クラモフスキー監督は「全勝」である。負けたのは前任のアルベル監督であり、ダニエル・ポヤトス監督率いるG大阪との「初顔合わせ」となった第29節では、3-0と大勝しているのだ。 しかも2人の対戦は、それが初めてではなかった。2022年、クラモフスキー監督はモンテディオ山形を率い、ポヤトス監督は徳島ヴォルティス指揮官として、J2で対戦。このシーズンもクラモフスキー監督が2度の対戦とも、ものにしている。 この相性と戦績は、見逃せないものがある。クラモフスキー監督の「全勝ロード」はさらに続くと考える。勝点2差チームの対決で、FC東京が順位まで逆転することになるだろう。 今回のtotoの購入締切は5月25日で、ネット決済による公式サイトでの販売は13時50分(コンビニ決済は12時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。
サッカー批評編集部
【関連記事】
- ■【画像】『サッカー批評』編集部「5月25・26日のJ1J2」勝敗予想はコチラ↓
- ■ジュビロ磐田戦「なぜ浦和レッズは4連勝を逃したのか?」(1) レッズ大畑歩夢、チアゴ・サンタナらの決定機を阻んだジュビロ「熱い男」と「後半勝負」
- ■東京FC松木玖生の出場は不透明に、ボルシアMG福田師王ら欧州組「若年齢化」で新たな風【日本サッカーにオリンピックは必要か】(2)
- ■ジュビロ磐田戦「なぜ浦和レッズは4連勝を逃したのか?」(2)レッズ中島翔哉「CKからの先制」とミスマッチ、ジュビロ「同点弾を生んだ」クロス
- ■1位クラブはJ1でも10位の22億円……J2クラブの「トップチーム人件費」が明らかに! 2位は町田、3位は長崎で、J2平均は8億6千万円