【陸上】北口榛花 チェコで欧州“初戦”60m47でV 連勝11に伸ばす/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのゴールデンスパイクが5月28日、チェコ・オストラヴァで行われ、女子やり投に北口榛花(JAL)が出場した。 女王・北口榛花が渡欧前に弾みの逆転V!「余力が残っている状態で勝てた」パリに向かって“チーム一丸”/セイコーGGP 練習拠点とするチェコでの今季初戦は、1回目はファウル、2回目に57m63を投げ、3回目に60m47を投げてトップに立った。雨も降る難しいコンディションとなり、その後は記録を伸ばすことができず。この日は60mオーバーも1回だけ。それでも、しっかりと勝ちきって昨年7月から続く連勝を11に伸ばした。なお、同大会は昨年に続いて連勝。2位には同じデイヴィッド・セケラック・コーチに指導を受けるペトラ・シチャコヴァ(チェコ)が60m42で続いた。 北口は昨年のブダペスト世界選手権で女子トラック&フィールド初の金メダル、ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル日本人初優勝の快挙。今年は4月のDL蘇州が初戦で62m97で優勝し、5月は水戸招待(61m83)、セイコーゴールデングランプリ(63m45)と制している。すでにパリ五輪代表に内定済み。次戦は6月3日、チェコ・プラハで行われるWAコンチネンタルツアー・ブロンズのヨゼフ・オドロジル記念になる見込みだ。
月陸編集部