「量がとても多い」 外国人観光客がうれしい悲鳴 日本ならではの食事の提供スタイルとは
訪日外国人にとって、日本食を食べることは旅の大きな目的のひとつでもあります。初訪日のラトビア人女性は、滞在中に気に入った日本独自の食事スタイルがあるといいます。それはいったい、なんだったのでしょうか。 【写真】ラトビア人が驚いた日本ならではの食事の提供方法の写真 ◇ ◇ ◇
日本食好きが高じて、日本をハネムーン先に決定
ラトビア人のクリスタプスさんとライマさん夫妻は、今回が初めての訪日です。ライマさんからの提案で、ハネムーンに合わせて今回の日本行きを決めたというふたり。6週間の滞在を予定しており、東京や大阪、神戸、沖縄、北海道など日本各地をめぐる計画です。 「ハネムーンだから、いつも行くところより遠くに行きたいと考えていたんです。私は以前から日本に行ってみたいと思っていました」 ライマさんが日本行きを熱望した理由は、日本食が大好きだから。「日本食をたくさん食べることができて幸せです」と、うれしそうに話してくれました。
「すごくいいなぁと思います」
そんなライマさんには、気に入った日本独自の食事スタイルがあるといいます。それは「定食」です。 「日本にはセット(定食)があるのがいいですね。メインを選べて、ごはんとみそ汁がついてきて……すごくいいなぁと思います」 定食は、ごはんに汁物、主菜、副菜、香の物などが1つのお盆にまとめられ、セットになっているものが一般的です。手頃な価格かつ短時間で、肉や魚、野菜など、栄養バランスがいい食事を取れるのも利点でしょう。 クリスタプスさんによると、ヨーロッパでは、ランチでもコース料理のように提供されることが多いそう。日本の家庭料理に近い食事を楽しめることからも、定食は訪日外国人から注目されています。 しかし、日本の定食スタイルを絶賛する一方で、ライマさんには少し戸惑っている点もあるといいます。 「量がとても多いですよね……! 礼儀として残してしまうのは良くないでしょうから、全部食べなくてはと思うので、いつも大変なことになってしまいます(笑)」 リーズナブルでボリュームたっぷりな日本の食事に、驚いているライマさんたち。残りの滞在でもたくさんの日本食を堪能して、ハネムーンの思い出にしてほしいですね。
Hint-Pot編集部