アストン・ヴィラ、ドルトムントFWマレン獲得へ30億円提示か…評価額以下も交渉は継続中とも
アストン・ヴィラは、ドルトムントFWドニエル・マレン獲得に向けて交渉をスタートしたようだ。 現在25歳のマレンは2021年夏にPSVからドルトムントに加入。これまで通算131試合に出場して39ゴールを記録してきた。オランダ代表としても41キャップを記録し、EURO2024にも出場している。しかし、今季はブンデスリーガでの先発は6試合。チャンピオンズリーグでは5試合で2ゴール1アシストを記録しているが、ポジション争いで後れを取っていた。 そんな25歳FWの獲得に向け、アストン・ヴィラが交渉をスタートさせた模様。『The Athletic』によると、2026年まで契約を残すマレンの獲得へ約1800万ユーロ(約30億円)+ボーナスを提示したようだ。これはドルトムントの評価額には及ばないものの、クラブ間の交渉は続いているとのこと。アストン・ヴィラは様々な役割をこなす万能アタッカーを狙っており、マレンは複数の候補の中でも上位に位置していると伝えられている。 同メディアのデイヴィッド・オーンスタイン記者は、「マレンはヴィラに欠けているプロフィールにフィットするだろう。夏にムサ・ディアビが退団して以降、前線全体のオプションが不足していたため、以前から1月に多面的な能力を持つフォワードを獲得することに前向きだった。マレンはセカンドフォワードやワイドプレーヤーなど複数のポジションをこなし、ジョン・デュランとオリー・ワトキンスのゴールを分担できるフォワードという条件に合うだろう」と解説している。