「トイレはまとめて流す?!」「ノンアルビールが常温」「遊びに来てと言われたのに不在…」衝撃でした!でもあるある?義実家の風習や親族のビックリ言動
「それぞれの生き方や考え方を否定せずに、受けとめ認めることが大事」と専門家
「家族の数だけ、文化や価値観、生活習慣に違いがあり、良い面でも悪い面でも、ビックリエピソードが出てきたり、戸惑いや、モヤモヤしてしまうような出来事がありますよね。 でも、結婚すると、切っても切り離せないのが義実家とのお付き合い。最初のうちは小さなことだと思っていても、知らず知らずのうちに『ネガティブな感情』が心のタンクに蓄積され、溢れ出してしまうことがあるので要注意です。 気づいたら、突然キレやすくなったり、涙が止まらなくなってしまったり、自分を責めるようになったり…。そんな自分をどうにかしたいと、抱えきれない思いの相談から、実は義実家との関係に悩んでいたということが明らかになることも多くあります。 その前に、『ちょっと嫌だな』『変だな』と思った気持ちは、できるだけ早く、安心できるパートナーや他の誰かに話して、吐き出してみてください。ノートに気持ちを書き出してもいいかもしれません。 しっくりこない自分の気持ちが言語化できるだけでもすっきりしていきますし、何より、誰かに『そうだよね、わかるわかる』と認めてもらえるだけでも、気持ちがスーッと落ち着いていくものです。 人に話すときの注意点は、できるだけ受け止めてもらえそうな相手を選ぶこと。そして自分自身でも否定せず『ちょっと嫌だなと感じたよね』『変だなと思っちゃったよね』と、ただそのまま、認めていくことができると、ネガティブな感情は小さくなっていきます。 『この家族はこういう人たちなんだ。一方、私はこういう人だよね』などと、それぞれの生き方、考え方を『否定せず』『そのまま受けとめ認めていくこと』ができるようになると、相手も自分も否定された感じを受けないので、お互いに安心して付き合うことができるようになります。 ただ、時には深刻な悩みもあると思いますので、そうしたケースでは、心の距離をとるだけでなく、物理的な距離もとるようにしましょう」(佐々木陽子さん) ネガティブな感情は、自分の中にためておきたくないものです。自分も相手も否定せずに、そのまま受けとめることがスタートなのですね。 (取材・文/メディア・ビュー 橋本真理子、たまひよONLINE編集部)
佐々木陽子さん
PROFILE 助産師・看護師・心理師として妊娠・出産・育児の悩み、家族・夫婦問題などに対応してきたカウンセラー。助産師・心理師として約20年、医療の最前線で、妊娠・出産を契機に生じるメンタルヘルスの問題だけでなく、それ以前から抱える個々人の生きづらさや、性格、家族問題、夫婦問題(パートナーシップ)など、多くの悩みや問題に向き合っている。 ※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。 ※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。 ※記事の内容は2023年9月の情報で、現在と異なる場合があります。
たまひよ ONLINE編集部