3つ子と双子を連続で授かり、男子6人のママに。「どうしようと考えるより先に全員産みたいと思った!」【多胎の妊娠・出産体験談】
双子判明時はパパも実母も「3つ子じゃなくてよかったなぁ」とあっけらかん!
――双子ちゃんはいつ生まれたのですか? Yuri 2023年の7月です。長男が小学1年生、3つ子が年中のときに生まれました。もともとは上の子たちの育児も落ち着いてきたし、女の子が欲しい!と思って妊活をしたんですが、結局は2人とも男の子で。産み分けにもトライしたのに!(笑)。性別がわかったときはショックでしたが、生まれてきたら、やっぱりめちゃくちゃかわいいです! ――また双子なのもびっくりしましたか? Yuri そうですね。当時、1年くらい不妊治療をしていたのですが、なかなか卵子が大きくならずにリセットすることのほうが多く、タイミングを取る段階に進めるのが珍しいくらいだったんです。 そのときも小さい卵子が2つあって、どっちかが受精卵になってくれれば…!くらいに思っていましたが、あまり期待もせず…。だから、まさかどちらも受精して、双子になるとはと、びっくりしました。 ――3つ子妊娠判明時にすてきな言葉をかけてくれたパパですが、双子妊娠がわかったときはなんと言っていましたか? Yuri それが…「双子やったわ!」と夫に言うと、彼から「そうかー。3つ子じゃなくてよかったやん!」とあっけらかんと返されたんです(笑)。これ、実母にも同じことを言われたんですよ。そんなふうに明るく返してくれる家族がいるからこそ、多胎妊娠が続いても、子どもが6人いてもやっていけるんだろうなと思いますね。 ――ご自身としては3回目の、多胎妊娠としては2回目の妊娠生活はどんな感じでしたか? Yuri 3つ子妊娠のときと比べて体はすごくしんどかったです。相変わらずおなかの張りはなかったですが、食べづわりもあって、体重が前回より多いプラス23kgまで増えてしまいました。おなかが重くて腰に負担がかかって、痛くて!家の中をハイハイで移動していましたね。 ――双子妊娠で体に負担があるのに加え、4人の育児をしながらですもんね。 Yuri そうですね。体はつらいけど、なかなかゆっくりはしていられなかったです。経過がよかったのもあり、双子出産のときは管理入院も1週間のみ。38週で出産して、5日後には退院していました。 ――帝王切開で5日で退院ですか!? Yuri はい。「いちばん短い入院期間は?」と医師に聞いたら、「5日」と言われたので、そうしたんです。夫がワンオペで上の4人を見ていたので、早く帰らないといけませんでした。ただその代わり、双子の入院中はお世話のとき以外赤ちゃんを産院に預けて、ゆっくり過ごさせてもらいました。 お話・写真提供/Yuriさん 取材・文/江原めぐみ、たまひよONLINE編集部 現在、育休中のYuriさん。自ら制作するハンドメイドアイテムの販売と韓国子ども服の輸入販売も個人でしているそうで「やりたいと思ったら、なんでもやらないと気が済まないんです!」とにっこり笑顔。パワーあふれるその姿に、パパが「Yuriなら3つ子も産める!」と言った理由がわかる気がしました。 後編の記事では、現在の6人のキャラクターや育児の様子、子どもが6人いてよかったことなどについてお話を聞いています。
Yuriさん(ゆり)
PROFILE 大阪在住の30代、6人の男の子のママ。2016年に長男・るいくん、2018年に二男・りきくん、三男・つきくん、四男・ときくんの3つ子、2023年に五男・すいくん、六男・らいくんの双子を出産。共働きで現在は育休中。パパと子どもたちと8人で暮らしている。 ●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。 ●掲載している情報は2024年11月現在のものです。
たまひよ ONLINE編集部