3つ子と双子を連続で授かり、男子6人のママに。「どうしようと考えるより先に全員産みたいと思った!」【多胎の妊娠・出産体験談】
3つ子の出産は36週。双子は38週で出産しました
――3つ子ちゃんは何週で出産しましたか? Yuri 36週です。 ――そこまでもったんですね! Yuri そうなんです。息子3人とも2200g代で生まれてきて、退院も私と一緒の産後10日目にできました。ちなみに双子は38週の出産で、1人は3000g代、もう1人は2700g代で生まれてきています。 ――大きい!双子で3000g代は初めて聞きました。 Yuri 五男は本当にデカかったです(笑)。ただ、どちらの妊娠中も出産前はやっぱり大変でしたね。3つ子のときは私自身の体重が15kg増えて、おなかは120cmまで大きくなり、ずっと苦しくて、ごはんも食べられず…。出産の1週間前ぐらいに医師に「もう限界です。今日にでも産ませてください」とお願いしたくらいです。もちろん「帝王切開の日程は決まっているので無理です」と断られましたが…(苦笑)。 ――本当にお疲れさまでした。出産はトラブルもなく? Yuri はい。ただ、予定外のことがありました。3つ子の妊娠中、おなかの中では上に1人が横を向いて入っていて、その下に2人が縦にいたんですね。当初、上にいた子を最初に出すつもりだったそうですが、おなかを切ったときに下にいた子が突然足を出してきたそうで…。それに合わせてその子を最初に出して、隣の子を出して、上にいた子は結局最後に出てきました。なので、本当は二男になる予定の子が、予定が変わって四男になったんです。 ――そんな番狂わせが!多胎でしかあり得ないエピソードですね。
壮絶だった長男+3つ子のお世話。大変すぎて当時の記憶がない!
――入院中、産後のお世話はすぐ始まりましたか? Yuri すぐでしたね。ただ、基本2人ずつにしてくれたんです。3人そろってお世話をしたのは、最終日だけでした。 ――それでもずっと2人以上は同室でお世話しているわけですよね? つらくなかったですか? Yuri それが産後ハイになっていたのか、苦じゃなかったんです。当時、26歳だったので、若さもあったとは思うんですけど…(笑)。 ――多胎児だと、産後NICU(新生児集中治療室)にお世話になることも多いですが、いかがでしたか? Yuri 3人のうち、2人がお世話になりました。三男が2日目に呼吸が乱れて、二男もそのあとすぐに同じ理由で行きましたね。三男は3~4日入っていて、二男はすぐ出てきたかな。四男はNICUには行きませんでしたが、体重の増えが悪いので、心配されていました。結局は大丈夫だったので、よかったです。 ――帰宅してからはいかがでしたか? 里帰りはしましたか? Yuri 大阪で出産しましたが、退院してから1週間後くらいに実家のある愛知に帰りました。3つ子は長男よりもおとなしく、あまり泣かないタイプでしたし、実母が仕事を休んで一緒に対応してくれたんですが…。夜中は寝ないで3つ子のお世話をしないといけないし、だけど、元気いっぱいの長男も一緒に帰っていたので、昼間は彼の面倒を見ないといけない。あまりにも眠れない日が続いて、壮絶でした。今、当時のことを思い出そうとしても、記憶がないくらいです。 ――しばらく愛知にいたのですか? Yuri それがあるあるなんですが、お互い眠くて余裕がないせいで、母とぶつかることが多く…(苦笑)。なので、里帰りは1カ月で切り上げて帰ってきちゃったんです。大阪に戻ったら、母とは元通り仲よしになりました!(笑)。 ――大阪の自宅に帰宅後はもっと大変だったのでは? Yuri そうですね。夫は日中、仕事でいないので。実際どうしていたんでしょうね。双子のときはスワドルで巻いて寝かしつけをしていて、よく寝てくれたんですが、当時はそんなものもなかったし…。自治体のファミリーサポートは利用しましたが、それも1人単位の金額×4の利用料金がネックで、何度もはお願いできませんでした。 ただ、3つ子は3人とも赤ちゃんにしては泣かない、おとなしいほうだったと思います。少し成長してからも出かけるときはグズらずに必ずベビーカーに乗ってくれていたので、助かりましたね。