こども食堂を総合的に支援 サポートセンター開設(栃木県)
栃木県は1日、「栃木県こども(地域)食堂サポートセンター」を開設した。こども食堂の設置や運営に関する総合的な相談窓口を設けるほか、県内のこども食堂に関する情報収集、発信、食材の寄付受け付けなど、中核的な役割を果たす施設になる。県内のこども食堂は100カ所を超えており、今後も増える見込みだという。物価高の影響を受け、食材の調達が困難になるなど、こども食堂を安定的に運営することが困難なケースも少なくない。 こうした背景を踏まえ、中核的な施設であるサポートセンターを設置することで、県内のこども食堂を総合的に支援する。運営は県社会福祉協議会に委託。こども食堂に関する情報収集や発信のほか、県社協内に総合相談窓口を設置し、平日午前9時から午後4時まで相談を受け付ける。