上西小百合議員・3日の記者会見振り返り(5)
13日休んでるんなら、14.15両日は自宅療養しなきゃ
Q:橋下代表にお伺いしたいんですが、おとといは、辞めたほうがいいです。あの人は、というふうにおっしゃっていましたけれども、あらためて今回のお話を聞いて、今はどのように思っていらっしゃるんでしょうか。 橋下:いや、同じですよ。ただ、議員の身分に関わることなので、大阪維新の会の執行役員ときちっと協議をします。事実関係については、ちょっと詳細に確認をして、今日、メディアの皆さんにいろいろ事実ぶつけてもらおうと思ったんですけどもね。僕も弁護士やってますから、相当しつこく、いろいろ事実も確認しました。もちろん全部裏取れるだけの力ありませんから、やっぱり分からないというところもありますけれども、いわば12、やっぱり診断書取ったあとに、会食、飲食、その事実は認められると。ただ、診断書については事前に取っていたと。これは必要であれば診療報酬明細書をきちんと出させます。薬について、ちゃんと薬もちゃんと受けてたのかどうかっていうのは出させます。 13日が国会を休んで、それで診断書を出したと。大阪に朝一番に帰ったっていうのも、それは事実なんでしょうね。で、14は分かりません。僕も分からないんです。そこの足取りはもう、どこにどうなのかっていうのは、これはむしろメディアの皆さんに追ってもらわなきゃいけない。 15については、先ほど言ったように、午後に宮津に着いて、で、夜会食をして、もう1回お兄さんのところのお店で食べて、夜は秘書の実母の家に泊まったというところも事実。僕が今把握しているのはその事実ですが、総合評価として、やっぱり国会議員としてあるまじき態度、振る舞いだと、僕は思っています。翌日の本会議がある中で、前日に飲食をしていたこと。それから本会議が実際に行われているときに、大阪に戻ったっていう判断も、僕は不可解です。それはもう東京の病院に入院すればいいだけの話ですから。 若干当初の、把握していた事実と違うのは、14日に僕は旅行をしていたというふうに認識をしていたんですが、これはいろいろ関係者、本人に確認したところ、14日の事実は僕も裏が取れていない状況です。ですから13休んで、14そのまま旅行だったら、もうこれはもう辞めてもらわなきゃいけないと。もう絶対に辞めてもらわないといけないと思いましたけど、今、こちらが裏を取れているのは15の、その選挙のお礼での宮津への訪問と。 僕はこれもおかしいと思いますね。13、そこまでの休みをしてるんだったら、14、15はもう自宅療養か何かしなきゃいけないと思いますね。総合的に言えば、やっぱり国会議員としてはあるまじき行動だと。やっぱり納税者の立場から見れば、こんな議員と秘書に給料払ってられないというふうに思うでしょうけども、ただ、報道の印象がね、ちょっとやっぱり有権者に与えてる印象っていうものが、事実とちょっと離れてるところはあるのかなというふうに正直思います。 橋下:関テレのほうがああした取材の、仕切ってた、一番の中心人物が対抗馬のほうの、同じ小選挙区の、まさに敵側のほうの関係者だということになると、これは大問題だと僕思ってますから、そういうことも踏まえて、またお昼の、なんですか。15日。あそこも、お兄さんのお店に行ってたということも、お兄さんっていうところが全部飛んでしまって、何か2人でおいしいものを食べに来たとかいうような報じられ方をしてますから。 僕は辞めるべきだというふうには思ってますけれども、そういういろんな報道の印象がちょっと違うのかなというところもありますから、一度、やっぱりこれは大阪維新の会の執行部としっかりメンバー、本当はもう一任取り付けで書面持ち回りで全部決めてやろうと思ったんですけども、やっぱりこれは僕も一国会議員の身分に関わることなので、1人の決定で全部できませんので、あした各メンバーとしっかり協議をして最終結論を出したいと思いますけれども、印象としてはやっぱりこれは、国民の皆さんが、報道の印象からすれば、これは議員辞めるべきだというように考えるのは至極まっとうだと思いますが、ただ、ちょっと事実と印象とが乖離があるなというふうに思いましたので、大阪維新の会の執行部でちょっと協議をさせてください。お昼には結論出します。関テレのほうも朝ぐらいには出してくれると思うので。 関西テレビ:いや今。 橋下:関係ないと? 関西テレビ:できます。よろしいですか。 橋下:ああ、はい。 関西テレビ:ご指摘のあった取材に当たった記者、過去に、先ほどおっしゃった議員の事務所で10年前、学生時代に2カ月インターンシップをしていました。でも今はまったくもちろん関係ありませんし、こんなこと言うのもあれなんですけど、今回の件に関して、その対抗馬の事務所、まったく関係ない。 橋下:そうですか。分かりました。そこはもう言ってもしょうがないので、あえて、もうここで言うつもりありません。ただ、やっぱり、若干ちょっと報道のその印象が違うので、もう1回ちょっと引き取らさせてもらって、あしたのお昼にはしっかり結論を出したいと思いますけれども。