カーズリー暫定監督、W杯優勝へ課題を述べる「最善の策は…」 トゥヘル新監督が最初に直面する課題とは?
イングランド代表を率いるリー・カーズリー暫定監督が、トーマス・トゥヘル新監督が直面する課題を語った。イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。 【動画|ハイライト】イングランド代表の4名が代表初ゴール!イングランド×アイルランド UNL リーグBグループ2 第6節 カーズリー暫定監督は、自身が最後に指揮した最後の試合で勝利を収め、トゥヘル新監督へバトンを渡した。カーズリー体制下のイングランド代表は、UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグBグループ2で6試合を戦い、5勝1敗という成績を残してリーグAへの復帰を果たした。 この6試合でイングランド代表が唯一敗北した試合は、本拠地ウェンブリー・スタジアムで行われた第3節のギリシャ代表との対戦だ。カーズリー暫定監督は、この試合の先発メンバーにブカヨ・サカ、ジュード・ベリンガム、フィル・フォーデン、コール・パーマーといった所属クラブで攻撃の中心的役割を担う選手を同時に4名起用していた。 その結果、それぞれの選手が持つ個性が発揮されず、ボール支配率で大きく上回りながらも枠内シュート本数はギリシャ代表を下回る本数に終わり、1-2というスコアで敗北した。 この課題は、ガレス・サウスゲート前監督が指揮したEURO2024から続いている。そして、この課題をトゥヘル新監督が引き受けることとなる。カーズリー暫定監督は、この課題についてこう語った。 「ポジション争いがある。我々が勝つための最善の策は、できる限りビッグネーム全員に出場機会を与えることだ。ホームでのギリシャ戦を見たとおり、私はそうしようとして負けてしまった。だから、これは挑戦なんだ」 「改善が必要だ。代表チームはキャンプで十分な時間が確保できない。私が参加したUEFAの大会では、多くの国際的コーチが、それが悪いことであるかのように『あなたには多くのいい選手たちがいる』と言った」 「選手の調子というものは上がったり下がったりするものだ。調子がいいときであればチームに入れるが、そうでなければ起用を見送る。我々にはワールドカップ優勝を達成できるだけのタレントたちがいる」
SPOTV NEWS