コスパを重視し、朝食は「プロテインドリンク」1杯です。一般的な朝食と比べたとき、どれだけ節約効果がありますか?
食費を節約するために朝食をプロテインドリンクに置き換えようと考えたことがある人もいるでしょう。しかし、気になるのが栄養のバランスです。 本記事では、一般的な朝食とプロテインドリンクでは、どのくらい食品に差が発生するのかを紹介するとともに、プロテインドリンクに置き換える際の注意点やダイエットへの効果などを紹介します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
一般的な朝食とプロテインドリンクの費用
一般的な朝食の費用は、日本経済新聞の記事によると、2023年時点で402円とのことです。今回、一般的な朝食にかかる費用は、約400円、プロテインドリンク1杯あたりの価格は、約120円と仮定します。 朝食をプロテインドリンク1杯に置き換えると、1食あたりおよそ280円の差があると分かりました。金額面だけでみると節約効果が期待できますが、プロテイン1杯のみだと栄養素が偏ると考えられるため、健康面を踏まえると毎日プロテインドリンクに置き換えるのはおすすめできません。
プロテインドリンクへの置き換えがダイエットになる
ここでは、プロテインドリンクへの置き換えがダイエットになる理由を紹介します。 ■プロテインは脂肪になりにくい タンパク質は脂肪になりにくい栄養素であり、朝食をプロテインドリンクに置き換えることで脂質や糖質などから摂取するカロリーを抑えられるため、ダイエットにつながります。これまでの食事内容がカロリーオーバーであった場合は、プロテインドリンクに置き換えることでカロリー量が調整され、体重の変化が表れるかもしれません。 ■プロテインは筋肉の材料になる プロテインとはタンパク質のことで、タンパク質は筋肉を作る材料になります。筋肉が多い人ほど基礎代謝が上がり、痩せやすい体になります。プロテインドリンクを摂取して筋肉量が増えれば、ダイエットにつながると考えられるでしょう。単にカロリーを制限して体重を落とすだけではなく、筋肉をつけられるため、引き締まった肉体を目指せます。 ■プロテインは腹もちがよい タンパク質はご飯やパン麺類などの糖質よりもゆっくりと消化吸収されるため、腹もちがよいといわれています。そのため、プロテインドリンクだけであっても満足感を得られるでしょう。ダイエット中の方は空腹を感じにくくなり、間食を防げるというメリットがあります。