円満に辞めたかったのですが引き止められて困っています。「退職代行」を利用したらまずいですか?
スムーズに退職するためには
円満退職でなくても、会社に意思を伝えてスムーズに退職するためには、普段から職場の人間関係をしっかりと築き、上司との関わりを深めておく必要があります。 もし、退職しなければならなくなったときには、誠意を持って前向きな気持ちで退職の意思を伝えることが大切です。自分の気持ちを伝えやすい環境を作っておくことで、退職を代行してもらわなくてもお互いが嫌な気持ちにならず退職を受理してもらうことはできるでしょう。 しかし、すぐに退職したいという意思を会社に伝えても、後任者への引き継ぎをしてほしい会社を困らせてしまいます。退職の意思が固まったら、スムーズに退職するためにも、なるべく早く会社に気持ちを伝えるようにしましょう。
退職代行サービスは職歴に影響はあるのか
退職代行サービスを利用して退職した後に転職したい場合、職歴に影響があるのかを気にする方は多いでしょうが、基本的に転職先への影響はありません。プライバシーの厳守や個人情報保護のため、前職調査などで本人の許可なく以前の職歴を確認できないことが理由です。 つまり、前職の退職時に情報管理を徹底していない悪質な業者に代行を依頼していないかぎり、次の転職先に影響を受けることはないでしょう。
円満に退職するためには誠意を持って対応することが大切
退職したくても、会社や状況によっては円満な退職が困難な場合もあります。特に、ブラック企業やハラスメントに遭ったなどの理由で退職が言いづらく、退職代行サービスを利用するケースもあるようです。 しかし、一般的な希望退職の場合は会社から引き止められたとしても、まずは退職理由をしっかりと伝えて誠意を持って対応することが大切です。早くから退職に関する相談や報告を行って、後任者の育成まで考えた行動を示せば、会社側からもきちんとした対応をしてもらえるでしょう。 出典 エン・ジャパン株式会社 7700人に聞いた「退職代行」実態調査 『エン転職』ユーザーアンケートー 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部