元なでしこジャパン鮫島彩が引退発表「素晴らしいサッカー人生」 2011年女子W杯優勝メンバー
元なでしこジャパンで2011年女子W杯優勝に貢献した鮫島彩選手(大宮アルディージャVENTUS)が23日、今季限りでの引退を発表しました。 【画像】2011年女子W杯に優勝し、カップを掲げるなでしこジャパン 36歳の鮫島選手は「自分が想像していたよりも遥かに、学びの多い、素晴らしいサッカー人生を送ることができました。両親からもらった名前の通り、サッカーを通じてとても彩りのある時間を過ごすことができました。関わってくださったすべての方々に、心より感謝します。本当にありがとうございました!」とコメント。 5月25日に行われるリーグ最終戦・INAC神戸レオネッサ戦を最後に現役生活にピリオドを打ち、試合後に記者会見を行うということです。 ▽鮫島選手のコメント全文 今シーズンをもちまして、引退することにしました。 過去を振り返れば、震災によるチーム活動休止、アメリカリーグ移籍、アメリカリーグ廃止によるフランスリーグ移籍、W杯優勝、五輪銀メダル、怪我による無所属でのリハビリ期、etc.....自分の思い描いていたサッカー人生からは、想像もつかない出来事の連続だった気がします。 ですが、自分が想像していたよりも遥かに、学びの多い、素晴らしいサッカー人生を送ることができました。 サッカーを始めてから28年間。あのときもし別の選択をしていれば、失点していなかったかも、怪我をしていなかったかも、もっと良い方向に向かっていたかも...そう思う瞬間はいくつもありますが、サッカーをやっていたからこそ見ることのできた景色や出会えた仲間、そして、これまでに出会ったファン・サポーターの皆さんの存在が、今までの私の選択が全て最高の選択だったことを証明してくれています。 両親からもらった名前の通り、サッカーを通じてとても彩りのある時間を過ごすことができました。関わってくださったすべての方々に、心より感謝します。本当にありがとうございました! 最高に幸せなサッカー人生でした。 5月25日(土)のリーグ最終戦、ぜひ最後まで熱い応援をよろしくお願いします!