秋の行楽シーズン「山道・峠道」は“対向車とのすれ違い”に要注意…運転時のポイントを専門家が解説
◆“対向車とのすれ違い”は余裕を持って
山道・峠道には“道路の幅が狭い”といったところが多々あります。そういう場所で対向車と鉢合わせてしまうと、お互いに身動きが取れない状態に陥る可能性があります。ですので、すれ違いが難しいと感じたら、対向車が来る前に手前の広い場所で待機するようにしましょう。菰田さんは「困難な状態になってから考えるのではなく、手前で対処するのが大事だと思います」と補足します。 急な勾配とカーブにとらわれがちな山道・峠道で大きな役割を果たしてくれるのが、自分の車の存在を対向車に伝えてくれる前照灯(ヘッドライト)です。山道においては、昼間でもヘッドライト点灯で走ることが有効となります。日中の日差しが強い時間帯でも、山道では木陰の暗いところでヘッドライトの明かりが映えます。細心の注意を払ってヘッドライトを点灯し、自分の存在を主張しましょう。山道・峠道での走行術は、行楽シーズン問わず有効です。ぜひ活用して安全な走行を心がけてください。