彪太朗と虎矢太の山田ツインズが揃ってタイの強豪に勝利。2024年を締めくくり2025年の飛躍を誓う【SB】
シュートボクシング(SB)のビッグイベント「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(12月26日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)で山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)と山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)の山田ツインズが揃ってタイの強豪を破り2024年を締めくくった。 虎矢太はシッティチャイ・ソー・デチャパン(タイ/ソーデチャパンジム)と対戦した。 1R、ともにオーソドックスの構え。虎矢太は右ローを連打。圧をかけてワンツー、そして左ボディー。虎矢太はシッティチャイを下がらせると、右ストレートから左ボディーの連打でダウンを奪う。虎矢太は立ち上がったシッティチャイに襲い掛かり左右のボディー、そしてヒザをボディーに打ち込みスタンディングダウンを奪う。立ち上がったシッティチャイに虎矢太は左右のボディー、左右のフックで怒涛のラッシュ。最後はコーナーに詰めたシッティチャイから右ストレートで3つ目のダウンを奪ってKO勝ちを収めた。
虎矢太は試合後のマイクで「今年は3月にプロになって初めて負けて、負けから始まった2024年だったんですけど、皆さんの温かいサポートのお陰で勝ち進んで、年末にこうやってKO勝ちで締めくくることができました。ありがとうございます。来年もよろしくお願いします」と2025年のさらなる飛躍を誓った。 虎矢太は今年は3月の「RISE ELDORADO 2024」で大森隆之介に敗れるも、6月のSBで森岡悠樹にOFGマッチでTKO勝ちですぐに再起を果たすと、10月には内藤凌太を破り、この日の勝利で3連勝で2024年を終えた。
彪太朗はカオムーカイ・ペットシームー(タイ)と対戦。 1R、ともにオーソドックスの構え。ロー、ミドルの蹴り合い。彪太朗は前蹴り、左ボディー。カオムーカイは右ストレートを返す。彪太朗は右ロー、右ストレート。なおも詰めて前蹴り、左ボディー。左ボディーからの左三日月蹴りでボディーを効かせる。カオムーカイのガードが下がったところに顔面にヒザを突き上げダウンを奪う。立ち上がったカオムーカイに襲い掛かる彪太朗。左右のボディーで追い込むが背中を丸めガードを固めしのぐカオムーカイ。しかし彪太朗はロープに詰めるとパンチの連打から左フックで2度目のダウンを奪う。カオムーカイはここも立ち上がり、打ち合いのままラウンド終了。