チェルシーがポルトガルの若き逸材フランシスコ・コンセイソンを獲得か 近日中にも正式オファーと現地報道
EURO2024ではグループステージ初戦で値千金の決勝ゴールを記録
チェルシーは今夏、EURO2024でも活躍を見せたポルトガル代表ウインガーを獲得する可能性がある。 ポルトガル『Record』によると、チェルシーは今夏の移籍市場で、FCポルトに所属する21歳FWフランシスコ・コンセイソンの獲得を目指すという。同クラブはコンセイソンを高く評価しており、近日中にも正式オファーに動くようだ。 コンセイソンはスポルティングCPやFCポルトで下部組織時代を過ごした逸材。2021年2月にFCポルトでトップチームデビューを果たした同選手だったが、なかなか主力に定着できずに2022年7月にはオランダのアヤックスに移籍。しかしアヤックス移籍後も目立った活躍は見せられずに2023年9月にFCポルトへ買取オプション付きのレンタル移籍で復帰していた。 そんなコンセイソンだが、FCポルト復帰後の23-24シーズンは大活躍。リーグ戦では27試合に出場し、5ゴール4アシストを記録。そしてチャンピオンズリーグでも8試合に出場し、1ゴール1アシストとその才能を開花。その活躍もあり、今年3月にはポルトガル代表に初選出され、EURO2024ではグループステージ初戦のチェコ戦で値千金の決勝ゴールを記録していた。 大舞台でも結果を残し、成長が著しいコンセイソンだったが、今年4月にはFCポルトへの完全移籍が正式に決定。しかし現在は欧州ビッグクラブが獲得に興味を示しており、同メディアによると、FCポルト側はチェルシーを含む各クラブに対して、3000万ユーロから4500万ユーロを要求しているようだ。 元ポルトガル代表のセルジオ・コンセイソンを父に持つコンセイソンだが、今夏の移籍市場でビッグクラブへと活躍の場を移すのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部