「ワンチ」「てぇてぇ」「蛙化現象」おじさんが理解できない若者言葉ベスト3の意味は?
いつの時代になっても、上の世代にとって、若者の間で流行っている言葉は理解できないものです。情報サイト『ピンズバNEWS』の記事で、40、50代男性100人に理解できない若者言葉について、ボイスノート調べのアンケート結果が掲載されました。第3位は「ワンチ」、第2位は「てぇてぇ」、そして第1位は「蛙化現象」とのことですが、その意味をご存知でしょうか。CBCラジオで5月23日に放送された『北野誠のズバリ』では、この記事を元にパーソナリティの北野誠と山内彩加アナウンサーがトークを展開しました。
どんどん言葉が略されていく
3位の「ワンチ」は、「ひょっとしたら可能性があるかもしれない」という意味のワンチャンスを略した言葉。 知らないと回答した中年男性に意味を予想してもらったところ、「ピンチのさらに上」や「ワンチームの略」という回答が返ってきたとのことです。 また、ワンちゃんの略で犬を表しているというわけでもありません。 これは北野がたまたま、街中で若者同士が話しているのを聞いたことがあるそうです。 数年前、若者はLINEのメッセージをどんどん略していって、「了解」が「りょ」になり「り」になることがありましたが、今でも言葉はどんどん略されているようです。
推し活で使われる言葉
2位の「てぇてぇ」は、自分の推し(好きなアイドルやキャラクター)が素晴らし過ぎて感動した時の感想「尊い」を砕けた言い方にした言葉。 意味を知らない中年男性からは、「敵をどんどん倒していくさま」や「『てへ、てへ』といった照れてる時に使う言葉」という答えが返ってきたそうです。 もともとはネットでキャラクターやVTuberが使っていた言葉で、アイドルに限らず幅広い推し活で使用されていて、「萌え」や「エモい」に意味は近いとのこと。 エモいは結構広まってきていますが、こちらは「感情的」を表すエモーショナルから来ていて、感情を揺さぶられる、なんとも言えない気持ちになるという意味です。 この「てぇてぇ」という言葉、リスナーからは「『てぇてぇ』って知ってるけど、使わないです。おっさんが使ったら絶対ああだこうだと言われるでしょう」(Aさん)と、若者に気を遣う意見も番組宛てに届きました。 ちなみに山内も若いスタッフも『てぇてぇ』は使っていないそうです。