カーボンファイバー製のボンネットとフェンダーを纏った「アウディ RS 6 GT」世界660台のパンチの効いたスペシャルモデル登場!
インテリアの卓越した品質は、「クリムゾンレッド」のシートベルトとセンターコンソールの連続番号で締めくくられる。「RS 6 GT」の生産台数は660台だ。なぜ666台ではないのだろうか・・・?
アウディRS 6 GTに追加パワーはない
アウディは「RS 6 GT」のパフォーマンスも本当にアップさせているのだろうか?幻滅だ!誤解しないでほしい: 最高出力630馬力、最大トルク850Nmの4リッターV8ツインターボは素晴らしいエンジンであり、文句を言う理由はないのだが「RS 6 パフォーマンス」のキャリーオーバーというのは残念だ。
これほど高級で高価な特別モデルなのだから、アウディはV8からもう少しパワーを引き出してもよかったはずだ。威信と「最強のRS 6」の称号のためなら! というのも、2,075kgの「アバント」のドライビングパフォーマンスは、書類上でもすでに印象的だからだ。8速オートマチックトランスミッションのシフトタイムが最適化されたおかげで、「GT」は0から100km/hまで3.3秒(RS 6は3.4秒)、0-200km/hまで11.5秒(RS 6は12.0秒)で駆け抜ける。
最高速度は電子制御により制限された305km/hにしか達しない。特別モデルに追加料金なしで装備されるおなじみのカーボンセラミックブレーキは、適切な減速を保証する。
専用コイルオーバーサスペンション
ファンにとってもうひとつの楽しみはサスペンションだ。「RS 6 GT」には専用のコイルオーバーサスペンションが標準装備され、工場出荷時に10mm低くなっており、手動で調整することができる。3ウェイ調整式ダンパーと、より硬いスタビライザー(フロント30%、リア80%)が装着されている。アウディは快適性を犠牲にすることなく、ボディロールの低減を約束している。 要望に応じて、「GT」にはお馴染みのRSスポーツサスペンションやエアサスペンションも用意されるが、私に言わせれば、これは特別モデルの基本的な考え方から外れている。
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