海外の大物3頭参戦のジャパンC 対する日本馬の軽視できない“黄金ローテ”とは
今年のジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)は海外から大物3頭が参戦し、大いに盛り上がりそうだ。とはいえ、近年の傾向から馬券の中心は国内組。そこで過去10年を対象に日本馬のローテーション別の有利不利を探り、馬券作戦の参考としたい。 【写真】ドウデュースこれまでの軌跡 まずは天皇賞(秋)組だ。延べ48頭で【6-3-5-34】の勝率13%、複勝率29%。回収率は単複ともに50%台となっている。ただ、天皇賞(秋)の勝ち馬は【2-0-3-0】なので、ドウデュースは3連複の軸として信頼できる。また、同2~5着馬も【2-2-1-12】と上々。したがってジャスティンパレスも押さえる必要があるだろう。 続いて秋華賞組は【1-2-1-3】の勝率14%、複勝率57%。秋華賞で連対した馬に限ると【1-2-1-1】となるので、好走の確率は高い。チェルヴィニアはドウデュースと五分の評価が必要だ。また、京都大賞典組も【3-1-0-19】の勝率13%、複勝率17%だから、無視はできない。ただ、京都大賞典で5着以下だった馬は【0-0-0-8】なので、ブローザホーンは見送りが正解か。 最後に海外GI組だが、こちらは該当馬が4頭と少ない。14年に凱旋門賞帰りのジャスタウェイが2着に健闘しているので「消し」ではないが、積極的に買うこともないだろう。 以上を踏まえ、ドウデュースとチェルヴィニアの2頭が中心となるか。次点でジャスティンパレス。シンエンペラー、スターズオンアース、ドゥレッツァの3頭も軽視はできない。