阪神タイガース・近本光司(C)産経新聞社

7月9日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 DeNA[6-5]中日 阪神[2-1]ヤクルト 広島[3-5]巨人 西武[1-4]日本ハム ロッテ[2-4]楽天 オリックス[3-0]ソフトバンク 横浜DeNAベイスターズがサヨナラ勝ち。DeNAは序盤、佐野恵太の4号3ランなどでリード。終盤に追いつかれたが、延長11回にオースティンの10号ソロが飛び出し、サヨナラ勝ちを収めた。中日ドラゴンズは板山祐太郎の2号2ランなどで追いつくも、わずかに及ばなかった。 阪神タイガースが逆転サヨナラ勝ちで3連勝。阪神は1点を追う9回、二死満塁のチャンスで近本光司のタイムリーが飛び出し、逆転サヨナラ勝ちを収めた。3番手で1回無失点の石井大智が2勝目を挙げた。東京ヤクルトスワローズは9回、痛いミスが出てしまった。 読売ジャイアンツが快勝。巨人は1点を追う4回、岡本和真の15号3ランで逆転に成功。同点とされた直後の8回には岡本の犠飛などで勝ち越し、接戦を制した。3番手の高梨雄平が3勝目。広島東洋カープは2番手の島内颯太郎が誤算だった。 北海道日本ハムファイターズが延長戦を制した。日本ハムは1-1で迎えた延長10回、清宮幸太郎の1号2ランなどで3点を勝ち越した。その裏を田中正義が制して熱戦を制した。埼玉西武ライオンズは3番手・松本航が痛恨の一発を浴びた。 東北楽天ゴールデンイーグルスが快勝。楽天は初回、辰己涼介の3号ソロ、フランコの4号2ランで3点を先制。9回には小郷裕哉のタイムリーでリードを広げた。先発の内星龍は6回途中無失点の好投で4勝目。千葉ロッテマリーンズは9回、中村奨吾の2号2ランで追い上げるも、後続が倒れて及ばなかった。 オリックス・バファローズが4連勝。オリックスは初回、森友哉のタイムリーで先制。その後も追加点を挙げてリードを広げた。投げては先発の田嶋大樹が7回3安打無失点と好投し、4勝目を手にした。福岡ソフトバンクホークスは有原航平が好投も、打線が4安打無得点と沈黙した。