パドレスが佐々木朗希の争奪戦から撤退か 「国際ボーナスプール」でドミニカ共和国出身の17歳内野手を獲得予定と現地メディア
MLB挑戦を表明した佐々木朗希を巡って各球団が争奪戦を繰り広げる中、獲得の有力候補と見られていたサンディエゴ・パドレスが手を引いた可能性があると現地メディアが報じた。 【画像】花巻東、日ハム、エンジェルス時代の大谷翔平の厳選ショット 米メディア『Beisbol FR』はこのほど、パドレスがドミニカ共和国の17歳ジョアン・デ・ラ・クルーズを国際アマチュアFAとして235万ドル(約3億7千万円)で獲得する予定だと報道。デ・ラ・クルーズは同メディアの国際有望株ランキングで24位につけている遊撃手だ。 ドラフト外選手の契約金は各球団に設定されている「国際ボーナスプール」と呼ばれている上限内で収めることになっており、パドレスはデ・ラ・クルーズと契約すると推定385万ドル(約6億円)が残っているという。 一方、同じく佐々木獲得の有力候補として名前が挙がっているロサンゼルス・ドジャースは約510万ドル(約8億円)が「国際ボーナスプール」として残っており、ドジャース専門メディア『Dodgers Tailgate』は現地1月4日に「ドジャースは佐々木朗希争奪戦で優位に立つ」と題した記事を配信。「主要なライバルのひとつが離脱する可能性があるため、ドジャースは良いニュースを受け取ったのかもしれない」とパドレスの動きがドジャースに有利に働くと指摘した。 先述の『Beisbol FR』の国際有望株ランキングで堂々の1位に立つなど注目を集めている佐々木。果たして日本球界の至宝を手にするのはどの球団だろうか。 構成●THE DIGEST編集部