ニューバランス、On、ブルックス…速く走れて見た目もかっこいい“本気”ランニングスニーカー5選
2. ASICS「DYNABLAST 4」 ■ 日本人の足によく馴染み、エネルギッシュなライド感を実現 追従するのは日本代表アシックス。日本人の足に合ったシューズを作り続けてきただけあって、信頼性は揺るぐことがない。そんな同社からエントリーしたのが「ダイナブラスト4」だ。 軽量かつ伸縮性と通気性に優れたエンジニアードウーブンアッパーと、接地時に路面からのバウンス感を得られるようなソール形状に加え、適度なミッドソールの厚みで快適な履き心地を追求。軽量で弾むようなミッドソールフォーム材の特性を最大限活かすように設計され、エネルギッシュなライド感を実現させた。 また、トランポリンから着想を得たアウターソール構造もさらなる見どころ。素材を低硬度にアップデートし、耐久性を維持しながらも接地時の柔らかさは損なうことなく、優れたグリップ力を発揮する。履けば分かる、その快適さ。
3. KARHU「Ikoni Trail 1.0」 ■ 北欧生まれの老舗による、ユニークかつ機能的なトレランモデル 1916年にフィンランドで誕生したカルフ。ここ日本ではややマイナーに思われがちだが、実は過去に国際的な競技会で金メダルを多数獲得したシューズを輩出するなど、ランニング界では知られた存在なのだ。ちなみに3本ストライプの元祖でもある。本稿では、近年競技者人口も増加中のトレイルランニング用シューズをご覧いただく。 まず目に飛び込んでくるのが、甲部分の形状に合わせた左右非対称のシューレース。アッパーのフィット感を素早く高めるだけでなく、ヒール部に内蔵された7本のコードとの相乗効果により、シューズ内での足ブレを防ぎ、包み込むようなホールド感を提供。 当然ソールも機能的だ。M型とT型の独自形状のラグパターンが、あらゆる路面において優れたグリップ力を発揮する。
4. BROOKS「Ghost15」 ■ ゴーストのごとく、スムーズで流れるような足さばきをサポート シリアスランナーの間ではよく知られているが、ブルックスのランニングシューズも侮りがたし。ここで紹介するのはフラッグシップモデル「ゴースト15」。その名に冠された第15世代を意味する数字が、そのまま走りの信頼性へと変換される。 各社の最先端技術が導入されるクッショニングにおいては、独自の衝撃吸収素材DNALOFTv2をミッドソールに採用。前作のDNALOFTを超える軽量かつソフトな履き心地を体感できる。これにミッドソールと分割されたクラッシュパッドのアウトソールが連動し、接地から蹴り出しまでのスムーズな足さばきが味わえる。 もちろん足回りだけでなくアッパーにもこだわりは光る。エンジニアードメッシュ素材のアッパーと3Dフィットプリントのコンビネーションにより、長時間の着用時にも包み込むような快適な履き心地が楽しめるのだ。